花帰葬-Novel

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花帰葬劇場~シンデレラ

【キャスティング】
シンデレラ(玄冬)、王子(花白)、継母(白梟)、継姉(銀朱)、魔法使い(黒鷹)。
※なお、所詮私が書くものですので、例えキャスティングがこれでも黒玄ですw
阿呆な暴走パロディですので、笑って許してやってくださいませ。(笑)

 
 
昔々。
あるところにシンデレラという……というところからやっていると、話が長くなるので、諸般の都合上省略!!
……と行ってしまいたいところですが。(笑)
せっかくなので、彼らの日常くらいは、ちょっと覗いて見ましょうか。
さてさて……。
 
「シンデレラ。先程お願いしておいた繕い物はどうなりましたか?」
「ああ、あれならもう終わっている。
チェストの上に置いてあるから、持って行くといい」
「そうですか。ありがとうございます」
 
継母が穏やかにそう言って、シンデレラの元を去ろうとした途端、けたたましい足音と一緒に、入れ違いで継姉がやってきた。
 
「おい、シンデレラ! 
貴様に先日依頼した書類の方はどうなっている?」
「それも終わっている。
確か、お前の机の上に置いたはずなのだが、見なかったか?」
「何!? いや、済まなかった。早い仕事に感謝する」
 
えー……どうやら、他の二人に比べて、家事能力もあり、仕事もこなせるシンデレラは元来の世話好きな性格も手伝って、進んでそれらをこなしていってる為、頼りにされているようです。
仲が良いと言えるのかは微妙なとことして。
なんだ、結構平和に暮らしていますね。
で、ある日。
例のお約束な展開がやって参りました。
そうアレです。
 
「舞踏会?」
「ええ、お城でね。
何でも王子様の花嫁選びを念頭に置いてあるとかで、国中の娘に招待状が来ているのですよ」
「……あのバカ王子か」
 
継姉は仕事で日常的に城に上がっているので、件の王子は知っているようです。
溜息と共に呟く言葉には、何か色々と思うところがあるのだというのが垣間見えます。
 
「俺は行かない。あんたたちだけで行ってくればいい」
「おや? どうしてですか? 
せっかく無料で飲み食いできる、珍しい機会ですよ?」
 
ナイス主婦的考え。(笑)
まぁ、実際問題役どころが主婦なので、それでいいのか。
 
「たかが、花嫁一人を探すのにそんな莫大な金を遣うのが気に入らない。
この国の財政状況を把握していない証拠だろう。
それを差し引いても、そんなものに参加するのなら、家の掃除でもしていたほうが余程マシだ」
 
そして、シンデレラの考え方は、ある意味もっと主婦してました。
いやぁ、良い奥さんになれそうですね!
 
「む、確かにシンデレラの言う事には一理あるが……俺は行かねばならんのでな。
でないと、後で何を言われるやら」
 
平素から城仕えしている人間の悲しいサガですね、継姉。
サラリーマンは何時の時代も大変です。
全身から漂うオーラは行きたくないと言わんばかりですが。
 
「そうですね。
では一人で行かせるのも忍びないので、私も城に行って来ます。
すみませんが、留守をお願いしますよ」
「……ああ。すまない」
 
こうして、継母と継姉は乗り気とは言えないながらも舞踏会に出かけて行きました。
そして……。
 
「ふぅ……こんなものか。人がいないと掃除がはかどって良い」
 
一人留守番のシンデレラは家の大掃除に、ここぞとばかりに勤しんでおりました。
主婦の鑑と呼ばせてください。(ぇ)
寧ろ、私の嫁に……げふげふ、いえ、何でも。(笑)
 
「うーん、真面目というか、何と言うか……もう少し娯楽の楽しみ方を
知るべきなんじゃないかねぇ、君は……」
「……っ!? どこから入ってきた! 誰だ、お前!!」
 
前触れなく、突然後方から聞こえた声に振り向くと、何時からそこにいたのやら、一人の黒いマントを纏った青年(?)が佇んでいました。
 
「私かね? 私なら、名も無き一介の魔法使いさ」
「セールスなら、うちには不要だ」
「ノンノン。そんな怪しい者じゃないから、安心し給え」
「……他人の家に不法侵入という時点で、十分怪しい」
「私は君に一夜の夢を与えに来たのだよ」
 
どうやら、都合の悪いことは聞かない主義のようです、魔法使い。
 
「夢?」
「そう。常日頃から働きっぱなし。
こんな国を挙げての舞踏会の日にでさえ、真面目に掃除などやっている君に、せめてもの褒美というわけだ」
「舞踏会に行きたくないと言ったのは俺なんだが」
「ああ! いや、何も言わずともわかっているとも! 
せっかくの若い盛り! 一夜の楽しみくらい、満喫したっていいじゃないか!
めくるめく華やかで愉しい、甘美な世界にイカせてあげよう!」
「人の話を聞け! あと、何か微妙なニュアンスの違いを感じるぞ!」
「あっはっは、それは気の所為というものだ! 
じゃあ、魔法をかけてあげよう。
その格好は舞踏会に行くには不向きだからね」
 
シンデレラの格好は掃除もしていた為に、普段着でもそうとうボロボロな部類に入るもの。
そりゃあ、家の中で掃除しかしてないとなれば、当然の格好ではあります、が。
 
「……待て。それでこの体勢は何のつもりだ?」
 
魔法使いはシンデレラの肩を捕まえ、顎を捉えて、顔を近づけて来ます。
 
「知らないのかい? 
古今東西、物語で魔法をかける時と解くときは……」
 
さらに近づいた魔法使いの黄金色の瞳が、愉快そうな色を湛えています。
 
「口付けによるものと相場が決まっているのだよ」
「……っ…………!」
 
柔らかい唇同士が触れ合った瞬間に、辺りは眩い光に包まれます。
そして、光が消えた後にはあら不思議。
綺麗なドレスを纏った麗しき姫君のご登場です。
ひゅ~ひゅ~♪
 
「うーん、いいじゃないか! 中々似合うよ! 
いやぁ、これでこそ育てた甲斐もあったというものだねぇ。
感無量だよ。(色んな意味で)ああ、泣けてきそうだ」
「(おい、黒鷹。他人事だと思って……! しかもお前、それ地が出てるぞ!!)
↑激しく文句を言いたいところですが、律儀にも芝居中なので小声(笑)」
「おおっといけない。ついうっかり。とりあえず、それで舞踏会には行けるだろう?
せっかくなんだ。思う存分楽しんできたまえよ」
「……そうだな。まぁ、掃除も一段落したところだったし、丁度腹もすいた。
出される料理や振り回される城の人々にも罪はない。行って来るか」
 
状況判断で対応することにしたようです。まぁ、してくれないと話になってくれないという筆者の思惑が当然働く故ですが。←身も蓋も無い。
 
「そうそう。ああ、でも一つ気をつけなさい。
魔法はきっかり12時で解けてしまうからね。それまでには家に帰っておいで」
「わかった。覚えておこう」
「じゃあ、表に城まで連れて行ってくれる馬車を用意してある。
それを使って行って来るといい。楽しんでおいで」
「ああ、有り難う」
 
こうしてシンデレラは、魔法使いに見送られて舞踏会へ行きました。
 
***
 
そんなわけで、いざ舞踏会。
既にそれなりに盛り上がっていた宴に、シンデレラは難なく入りこめはしたものの、ベールを被っているとはいえ、うっかり継母や継姉に見つかった時に言い訳に困りそうなので、会場の隅の方でひっそりと佇んでおりました。
が、運良くか悪くか。
宴に既に退屈しかけていた王子は、そんなシンデレラに目を留めてしまったのです。
 
「あれ……さっきまでいたかな、あんな人」
 
僅かな間に翻ったベールの下の顔に覚えはありません。
しばらく王子は何か考えていたようですが、ややあって、グラスを手にシンデレラに近寄りました。
 
「こんばんは。楽しんでる?」
「あ、お前……いや、貴方が……王子様か?」
「そう。僕が王子だよ。見たこと無いね。城仕えしてないでしょ?」
「そのような身分ではありませんので」
 
内心、そんな面倒なことは御免だと思いつつも、表には出さず無難に応じます。
 
「そう? 奥ゆかしいね」
 
会話を続けながらも、王子のシンデレラを見る目はまさにターゲットにロックオン!!
王子の口元が笑いの形を取ったのに、さてシンデレラは気づいているでしょうか?
 
「でも嬉しいな。こんな機会を設けたから君に会えた。
せっかくだから、これどう?」
 
王子が手にしていたグラスをシンデレラに渡しました。
 
「ああ。有り難う」
 
それを素直に受け取り、グラスに口をつけるシンデレラ。
が! その時。
突然、目の前が暗くなったかと思うと、シンデレラは意識を失い、王子の腕の中に倒れこみました。
 
「……いいよね、ホント。純粋で。こんなに上手くいくなんてね。
僕があげたものに何が入っているかなんて、疑いもしないんだもの。
城の人間なんて、もう皆警戒しちゃって、こんな手使えないからね」
 
なんと! グラスには薬が仕込まれていた様子!
 
「せっかくだから、楽しませてもらうね?」
 
赤い目が笑ってません! 
黒いよ、怖いよ!! 
姫(あれ?)ピンチ!! 
そして、再び場面転換。
 
***
 
「ん……ここ……は?」
 
あれから少し経った頃。
目を覚ましたシンデレラの視界に真っ先に入ってきたのはベッドの天蓋。
そして、桜色の髪をした王子。
 
「気がついた?」
「……っ……一体ここは」
「僕の寝室。こんなにあっさり引っ掛かってくれるとは思わなかったなぁ」
 
言いつつ、王子がシンデレラの上に覆い被さってきます。
 
「おい! 何のつもり……!」
「ねぇ、僕の后にならない?」
「…………あ?」
 
なんと電撃プロポーズ!? 
でも、組み敷いた状態で言うのはいかがなものか!!
 
「君、何か面白そうなんだもの。君とだったら退屈せずに済みそうだし」
「退屈しているようにも思えないがな」
 
つい、いつも継姉がぼやく言葉を思い出して、シンデレラが呟きます。
 
「退屈してるよ? 
城の人間はもう、うかつな手じゃいたずらに引っ掛かってくれないし、必要以上に構わないようにされちゃってるからね。
もう暇で暇で……」
 
城の人間たちは嫌がおうにも学習させられたと思われます。
懸命な判断と言えるでしょうね。
 
「その点君なら、何時まででも引っ掛かってくれそうな純真さがありそうだし」
「……待て、それは褒め言葉か?」
 
言葉を返しつつも、シンデレラは壁に掛かった時計の時間をちらりと見ます。
12時まであと僅か。
魔法の時間の終わりは間近になっておりました。
 
「すまないが、その話は断らせてもらう。
12時までに帰れとも言われていることだし、失礼するぞ」
「どうして!? 国の最高権力者の妻だよ!? 
何の苦労もしないで済む立場になれるのに!」
「いや、苦労はするだろう。(それこそ、色んな意味で)
それに、この姿は魔法が掛けられている状態だからな。
12時でその魔法が解ける。だから帰らなくてはならないんだ」
 
……いや、あの。正直にも程があります。
ネタばらしですか、シンデレラ!
 
「ふーん……魔法ねぇ。でも、そういうことなら心配しなくていいよ」
 
組み敷いている王子の腕に力が入ります。
あああ、目が怪しい光を!
 
「魔法が解けちゃうのなら、その前に全部脱がせてしまえばいいだけだから。
そうしたら、気にならなくて済むでしょう?」
「……何だと!?」
「そうだ、そうすればいいんだよね。
大人しくしなよ。優しくしてあげるから。
既成事実作ってしまえば、こっちのものだよ」
 
あわや、シンデレラの貞操の危機!? 
ですが、物語、こういう時のお約束として、助けに来るヒーロー(?)は付き物です。
やっぱり今回も例外ではなく、シンデレラの服に王子の手が掛かったその瞬間。
黒い影が視界を掠めて、シンデレラをその腕に抱きかかえました。
 
「いけない子だね、シンデレラ。
12時までには帰っておいで、と私はそう言っただろう?」
「お前……っ……。どうして、ここに」
「勿論、帰りが遅いから迎えに来てあげたのさ。
いやぁ、危ないところだったねぇ。間に合って何よりだよ」
 
黒い影は魔法使いでした。
魔法使いは王子に向かって不敵な笑みを浮かべると、挑発するような口調で述べました。
 
「じゃあ、この子は連れて帰らせて貰うよ。
いきなり組み伏せるような相手に嫁に出すなんてとんでもないからね」
「……っ! 待てよ、この……!」
「とぅ! それでは、ご機嫌よう! はははははー」
 
高らかな笑い声の後には、ただ一人。
ぽつんと残された王子だけでした。
握り拳を震わせつつ、部屋で空しく叫びます。
 
「こんな……こんな馬鹿な展開があっていいのー!?」
 
いいんです。
寧ろ当然の展開です。(笑)
キーアイテムのガラスの靴? 気にしちゃいけません。
さて、一方の魔法使いとシンデレラはといえば。
 
「……あれで良かったのか?」
「うん? では、君はあのまま手篭めにされても良かったと?」
「手篭……そんなわけないだろう。だが、あれでも一国の王子。
逆らって無事に済むとも思えないが……」
「何だ。それなら簡単なことだ。君が私のところに来れば良い」
「…………は?」
 
突然の言葉にシンデレラ、開いた口が塞がりません。
 
「そうだろう? 
家族に累が及ぶのが心配なら、君があの家に戻らなければ済むことだ。
うん、いいことじゃないか! 
安心したまえ。私のところはあの国の治外法権にある。
何も気にすることはないさ」
 
さっきの王子と言葉はかなり違いますが、魔法使いのいうこともある意味プロポーズ。
1日に2回もプロポーズを受けるなんて、そうそうあることじゃありません。
モテモテ(死語)ですな、シンデレラ! 
そして、黒玄仕様なので、この先の展開は言うまでもありません。
 
「……そう言われれば、それは一理あるな」
「ふふふ、そうこなくてはね。よろしく頼むよ」
 
……かくして。
シンデレラは魔法使いと一緒に暮らし、最大の働き手を無くした継母と継姉はこっそりと増えた苦労に溜息を吐き、不機嫌最大級の王子は、益々城の人々にあたるようになったとか。
さて、シンデレラと魔法使いのその後の日常はといえば。
 
「おい! 魔法書を床に置きっぱなしにするのはよせ! 踏むぞ!」
「いやぁ、後でもう一度使うつもりだったから、置いておいたんだよ」
「使う時に出すようにして、それまではしまっておけ。
部屋がいつまで経っても片付かないだろう!」
「いつも、苦労させてすまないねぇ、奥さん」
「……ちょっと待て。誰が奥さんだ?」
「おや。具体的にその理由を言ってもいいのかね? 
いや、いっそ私としては今夜といわず、今すぐそれを実践しても、全く構わないのだが」
「っ……! 言わなくていいし、実践もしなくていい!!」
 
……まるで、どこぞの新婚夫婦の如くでしたとさ。
(黒玄的には)めでたし、めでたしv

2005/01/30 up
黒ノ鳥親子丼に寄稿させて頂いた話のリメイクなので、元々は結構花帰葬にハマりたての頃に書いた話です。
別ジャンルで似たような展開話をやった経験があったので、どうしようかと思いましたが、アンソロの他作品の傾向見た感じ、ギャグコメディにするかーということで、こんなんに。
内容といい、文章の使い方といい、普段やらない形で書いてますが、これはこれで楽しかった。
一応、対になっている裏黒玄バージョンはこちら。

  • 2008/01/01 (火) 00:00
  • 黒玄

タグ:[黒玄][黒鷹][玄冬][花白][白梟][銀朱][童話パロ]

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