作品
第一部:裏話
序盤(第一部)終了ということで、そこまでのあれこれな雑談です。
一旦ツカラクシリーズの小ネタブログにUPしたのですが、
結構長くなったので、ちょっと手を加えてこちらにあげてしまいました。
作品の裏話とかに興味のない方はスルー推奨。
書き手の自己満足による部分が大きいし、読まなくても別に差し支えもありませんので、ご安心下さいw
連載モノだと一通り終わるまで流れ切りたくないので、この手の裏話というか作品コメントを入れないようにしているのですが、連載完全終了まで放っておくと、先がまだ長い分語る機会がなくなりそうなんでw
※寧ろ、数年放置してしまったので、完全終了するのかどうか。
【序盤部分のだらだら語り】
書きたいところになると筆の進みが異様に速……かったなぁw(遠い目)
いざ本編の方を進めてみると、微妙に微妙なところで黒鷹も玄冬もちょっと書き手が当初思ってたよりも違う方向に逸れました。
二次創作ではあるんですが、久々に「キャラが勝手に動くってこういうことかー」とそんな感じになってました。
特に序盤ラスト近くではそれを実感。
(一気に1万字弱が数時間であがった。)
↑数年ぶりにこの文章見て、自分のいかれっぷりに戦慄……(笑)
今、興味ないネタを数百文字書くのに、日々悲鳴あげてるのになー。
そんなだったっけかー。萌えパワーって怖いわー(棒)
どうも桜璃が生まれる前後は、当初考えてたよりも鷹が結構あわあわしてたというか。(笑)
やっぱりいざとなると、目の前で新たに生み出される命に圧倒されてしまっていたみたいです。
(自分で書いておいて「みたい」ってのも何ですが)
そして、逆に妊娠初期に色々不安がっていた玄冬の方が、数ヶ月で落ち着いて『お母さん』らしくなっていたw
案外胆が据わったみたいですね。
母は強し。
玄冬側がこういう風になるのは、中盤ラスト近くになりそうかと思っていたのですが、案外早かった。
今の状況だと小ネタで幾つか玄冬が桜璃にちょっとやきもちを、な感じだったのが逆になりそうです。
鷹が妬く方にまわりそうだ。(笑)
(最終的にはどっちもどっち、になりそうだけど)
以下は各話それぞれについての一言。13話分あるので長くなります。
話によって、長かったり短かったり。
ネタによっては露骨な内容なので、ご注意を。
第01話「夢見る翼」
この時の鷹は割りと単純に「おお、女の子ーv」と浮かれ気味な感じ。
普段と違う新鮮さがただ楽しいだけなのだと思われます。
あんまり性別の違いによる、その後の展開は深く考えてないっぽい。
第02話「過去の残滓」
我ながらすっとばしっぷりが激しいですね。
いきなり10年経過かい。(笑)
いやまあ、正直子ども時代までやってたらきりがないわー! と思ったのと、あまり過去の子ども時代と大きく変わる部分もなかったので、
(浮かんだのは微妙に下品なネタくらい……w)
ささっと玄冬を成長させて、過去の記憶を戻してしまいました。
何度生まれても玄冬は玄冬だけど、記憶は基本的に別物だという点については、黒鷹がわかっていながらも、寂しさを感じずにはいられない部分でもあるような気がします。
二代目玄冬はやはり色んな意味で黒鷹にとって『特別』なので、当時の記憶を持ってる玄冬は嬉しいんじゃないかなと。
個人的には玄冬が女の子で生まれたり、昔の記憶が蘇ったりというのは、
システムの歪みの一端から来てるという設定。
ここらは中盤(第二部)が進んだら、どこかで出て来る……はず。
第03話「絆の上に」
まるで二代目の時のように、一緒に過ごし始める頃の話。
このあたりも小ネタは色々書きたい部分ですね。
基本的に昔と一緒だけど、時折性別の違いを意識させられるところがあるというか。
(昔の記憶を持ってるということはうちの仕様だと、色々いちゃいちゃしているということなので、ある程度の年齢の頃は微妙にぎこちなさがあったと思われるw)
とりあえず、何がやりたいって胸が思うように成長しなくて、こそりと黒鷹のきょぬー好きを知ってる玄冬がちょっとぐだぐだしてしまう話とか。(笑)
第04話「触れる体温はどこまでも熱く」(裏パス必須話)
すみません、私、初めてモノが大好きです……!(笑)
自分で読み返すとちょっと笑うw
何だ、この熱の入りっぷりwww
これも確か早く書けたのを覚えてます。エロだと筆の進みが(略)
序盤で凄く書きたい部分の一つだったといえば、それまでなんですが、余裕で5千字超してるあたりが……w
最初、鷹がいきなり妊娠させてもまずいかな、と外出ししようとしてますが、生でそのままつっこんだ時点でそんなことしても手遅r(強制終了w
最初から避妊具を使わなかったのは、単に欲望に負けた結果です。
というか、寧ろうちの黒玄二人は変則パターンに限らず、避妊具なんて使いやしn(再度、強制終了w
ファンタジーだからともかく、実際には色々まずいですね。
承知の上で書いてますよ。ファンタジーはファンタジーということで。
第05話「小さな変化」
自分で書いておいてなんですが、パートナーの生理周期をがっちり把握している男はちょっといかがなものかと思(略)
いえ、一応この二人に関しては理由はあるんですけれども。
玄冬がイマイチ自分自身に対しての感覚が希薄なので、黒鷹が無意識に補ってる部分はある気がするから、という形で。
鷹が過保護の上に変態と言ってしまえばそれまでですが。(笑)
第06話「訪れたのは……」
子どもが出来たのがわかって喜ぶ鷹と複雑な玄冬。
本当は鷹の方も色々複雑だったりはするのですが、話が玄冬視点なので、鷹の複雑さは表に出ません。
玄冬、自分で消化するのに精一杯。
一番玄冬が不安定なのはこの辺りの時期かな。
第07話「一緒の夜」
黒玄二人は仲はいいですが、自分達の時間や相手の都合も大事にする人たちで、そう毎日するわけでも(何をとは聞いてはいけないw)ないのもあって、寝室は基本的にきっちり分け続けていたようです。
するときだけ、どっちかの部屋(主に利便性で黒鷹の部屋)に行く形で。
ここにきて、長年の基本が崩れたのは、自分に対しての感覚の薄い玄冬(と子ども)に何かあっては、と黒鷹としては気にかかって仕方なかったというのが大きい。
でもって、玄冬も通常の状態でなくて不安定なので、ついついそれに甘えてしまう形に。
砂吐きレベルの甘々書いてる自覚はあるさ……!
第08話「蜜月の誘惑と理性の間」
保護欲をそそられて仕方のない鷹とそれに甘えつつ、
元来の性格が顔を出して、ちょっと悩んでしまう玄冬。
元々黒鷹の最優先事項は玄冬なんですが、ここに来て、それが爆発してる状態。
玄冬が可愛くて可愛くて仕方ない、という勢いです。
玄冬から見ると黒鷹が色々と自制してるように見えるので、負担に思わせてないかが気がかりなのですが、黒鷹は対玄冬以外への興味が一気に低下して、自然にそうなってしまっただけ。
本人にしてみれば負担にもなってないし、無理もしていない。
深い部分での目論みは絡んでいるのですけれどもね。
第09話「それでも求める情熱の形」
鷹があまりにも良い子(爆)状態なので、体調が落ち着き始めたら、かえってそれが気になり始めた玄冬、といったとこです。
まだ以前みたいに自分に対しての感覚は薄いところはあれど、中で子どもがあからさまに動き始めたのもあって、結構胆が据わってきたっぽいです。
やっぱり母は強しv
不安からの誘いじゃなくて、余裕からの誘い。
わかってるから黒鷹も応じたってことで。
第10話「どんな時でも愛しいから」
ぶっちゃけると『優しいセックス』が書きたかったのです。
(身も蓋もないな)
体位は後側位で肌をぴったり合わせるというのも、最初から決めていまs(どうでもいい……!)
行為の最中に起きた子どもに言い聞かせる黒鷹も書きたかった。(笑)
出来ればこれは黒鷹視点でも書きたい。
第11話「春の祝福を受け、楽園の扉は開く(前編)」
まんまと言えば、まんまですがタイトルが珍しくすんなり出た話。
桜璃誕生の前編です。
どうしても最初の部分は玄冬視点にしたかったし、逆に後半は絶対に黒鷹視点にしたかったのもあって、結局前後編という形でわけました。
(タイトルも別にしたくなかったんで)
玄冬は基本的にしっかりしてるので、出産準備とかは怠らないと思うのですよ。
ある程度覚悟も出来てるので、楽しんでる部分も大きいと思う。
そして、逆にわたわたしてしまう鷹w
子育て経験はあっても、間近で生まれてくる経験がなかったので、誕生時期が近づくと落ち着かなくなったらしい。
バランスがいいといえば、いい人たちですね。
第12話「春の祝福を受け、楽園の扉は開く(後編)」
桜璃誕生の後編。
玄冬もさすがに目一杯ですが、黒鷹も相当テンパッてて、ちょっとパニック状態。
産婆さんについての表記が少ないのはその所為です。
(別に手を抜いたわけではないです。念のため。
あまり説明状態になると、テンパッた形に見えないので、バランス面でちょっと考えたけど、結局こうなった)
あんまり他のことが頭の中にはいってこないくらいにはわたわたしてたし、桜璃が生まれた後も光景に圧倒されてしまって、言葉が出なくなってたり、出ても、微妙に他に言うことあるだろう、な逸れた内容だったり。
感動しすぎると人なんてそんなもんさ……! というのを書いておきたかったのでした。
第13話「ただ優しい祈りと願いを籠めて」
生んだ後は元来の回復能力が働くと予想されるので、普通の女性よりは産後が楽なんだと思われます、玄冬。
(パートナーが救世主の場合だとまたちょっと違うかもですね)
作中で記載はしてませんが、ベビーベッドは玄冬(&黒鷹)のお手製。
(体調がいいときを狙って制作した模様)
黒鷹の手首の傷はちょっと残りますが、背中と違って自分で見える部分なので、鷹は結構嬉しかったりする。
時折見返してはにまにましていそうです。(笑)
なんとなくこの辺の話の流れで察した方もいそうですが、このシリーズのテーマの一つは『贖罪』です。
春告げの鳥ED、私が物凄く好きな理由の一つは黒玄双方のエゴと甘えと依存が絡んでいて、ひたすら二人の世界(笑)だからなんですが。
自分勝手な願いの元に、繰り返し続けたことに対して、それまで気付けなかった部分を、桜璃が生まれたことによって、気付いてしまったがために
繰り返していくことに対しての迷いと微かな後悔。
今後はそれをどうして行くのか、という展開です。
……数年放置してしまってますけどね。
どうにかしたいところです。
ちなみに連載開始時期は2005/06/14でした。
……10年越しにはならないようにしたいです。
割りとマジで。
- 2008/01/01 (火) 00:15
- 裏話
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