例によっての自分用メモ。
イベ自体は初日で走った後のんびりでしたが、台詞の回収は地味に前日まで掛かりましたw
蓮巳はノーマル3/3で時間が掛かった……。あと意外なとこでノーマル1/3も。
ノーマルコース1/3[慣れないこと……]
「あんず、ちょうど良いところで会った」
「姫宮にな、お勧めの漫画本があったら教えてくれと言われたんだが」
「最近の漫画は読んでいないので、面白い本がああったら教えてほしい」
「そうか……。すまんな、あんず」
「ん? 『何で謝るんですか?』 無論、生徒会にも責任の一端があるからだ」
「貴様にドリフェスの企画や運営を任せるようになって頼りきってる部分があった。反省しよう」
「俺と同じだな」
「がんばれば読む時間が取れないこともないが、読み始めると止まらなくなる」
「最悪、休日を潰すことにもなるし、まとまった休みが取れればいいんだが、なかなか難しいな」
「ふむ。図書室に返す本があるなら、そのときに聞いてくれると助かる」
「漫画本でなくても、本を読むのは楽しいしな」
「……姫宮は漫画本と言っていたが、図書室にある本をお勧めしてもいいかもしれん」
「青葉か……たしかに、あいつなら詳しいだろう」
「あんずも青葉と漫画の話をしたことがあるのか?」
「ふむ、前にファンタジー漫画をいくつか紹介してもらったのか」
ノーマルコース2/3[慣れないこと……]
「あんず。これから俺があるポーズをするので、率直な意見を聞かせてくれ」
「ではいくぞ。……ば、ばきゅ~ん……♪」
「おい、額に手をあてて熱を測ろうとするな。俺は正常だ」
「まぁ、貴様が戸惑うのもわかる」
「俺も冷静に考えると恥ずかしくて仕方ないんだが、これも【ショコラフェス】のためだ」
「……あんず、顔が赤いとか指摘しなくていい。必死に恥ずかしさを堪えてる俺の気持ちもわかってくれ」
「おいあんず。『保健室に連れて行ったほうが……』と言っただろう」
「何を驚いている。俺は地獄耳だからな、この距離なら小声でも聞こえる」
「まったく、何度も言わせるな。俺は正常だ」
「逆に聞くが、何かあったように見えるか?」
「ふん、正直だな。まぁ、下手に誤魔化すより好感が持てる」
「『紅月』は【ショコラフェス】に参加することにした。今のはその練習だ」
「もうすこしで【ショコラフェス】がある」
「『紅月』は和風を基軸にした硬派な『ユニット』だ」
「こういう軟派な仕草は慣れんがな、しかしできないと思われるわけにもいかんだろう」
ノーマルコース3/3[慣れないこと……]
「ふふ、ショコラか……。また会えると良いな」
「む? ニコニコして良いことでもありましたか、だと?」
「えっと、俺はそんなに嬉しそうな顔をしていたか?」
「確かに、ショコラは美味しそうな名前だ」
「あんず、昼飯は食べたのか? ふむ、食べていないのなら都合が良い」
「俺も忙しくて満足に食べられなかったんだ。一緒に食堂にでも行って、軽く腹を満たすとしよう」
「貴様、ちゃんと昼飯は食べたのか?」
「忙しくて食べなかった? だから、こんな中途半端な時間に腹が減るんだ」
「購買部や食堂は開いてるから、軽く食べてくるといい」
「そうか……。まったく同じことを月永にも言われたぞ」
「あぁ、さっきまでここにいたんだ。しかし、そんなに良い顔をしていたのか」
「自分ではよくわからんが、ふたりに言われたんだからそうなんだろうな」
「何? まるで菩薩のような顔だった……? それはちょっと言い過ぎじゃないか」
「そもそも菩薩の話を振ったということは、俺にその類の話をしてほしいという……」
「またあとで? そうだな、時間があるときにたっぷりと聞かせてやろう」
スペシャルコース1/3[紅のショコラフェス]
「おわっ……? あんずか、いきなり頬に熱いものが触れたから驚いた」
「お疲れさまです? あぁ、わざわざ温かい飲み物を買ってきてくれたんだな」
「ありがとう。温かい緑茶が身に染みる」
「その言葉、そっくりそのまま返すぞ」
「貴様は今回、運営という立場ではないのに忙しく動き回っているだろう」
「じっとしていろとは言わんが、無茶だけはしないでくれ」
「休みたいのは山々だがな、こうしている間にも問題が発生している」
「……やはり、あんずの耳にも入っていたか。今回の運営は教師と生徒会だ」
「手伝うと言ってくれるのは有り難いがな、あんずは自分の仕事に集中してくれ」
「ホットチョコレート……? そんなもの、自販機で見た覚えはないが」
「ふむ、最近、業者がきて入れ替えたんだな」
「バレンタインのシーズンには売れるだろうが、それを過ぎたらどうするつもりなのだろう?」
「あぁ、今日はバレンタインだからな」
「ホットチョコレートもいいが、喉の渇きを潤す飲み物ではないし」
「あちこち走り回って喉が渇いていたから、緑茶で有り難かった」
スペシャルコース2/3[紅のショコラフェス]
「これが【ショコラフェス】の衣装か……うむ、良い感じだ」
「あれから細かい部分は鬼龍に相談して、衣装に反映してくれたんだな」
「この衣装に見合ったパフォーマンスを披露するから期待していろ」
「うむ、そうだろうな」
「【ショコラフェス】には夢ノ咲学院のほとんどの『ユニット』が参加している」
「全員ぶんの衣装となると、大変だっただろう。ご苦労さまだな、あんず」
「けっこうというか、かなり大変だったんじゃないか?」
「今回、鬼龍は【ショコラフェス】に向けての練習で衣装を手伝えなかったしな」
「企画や運営が教師や生徒会中心じゃなかったらもっと大変なことになっていただろう」
「そうだな。恐らく、貴様が予想しないパフォーマンスだ」
「『紅月』の和と【ショコラフェス】の洋を融合させる」
「失敗すればどっちつかずになるだろうが、俺たちは『紅月』だ。見事、融合させてみせる」
「言葉で説明することもできるが、百聞は一見に如かずとも言うしな」
「ともかく俺たちのライブを観ればわかる」
「あれだな、お楽しみは後に取っておけ」
スペシャルコース3/3[紅のショコラフェス]
「あんず、もうすぐ俺たちの出番だ」
「【ショコラフェス】は『Knights』向きの企画ではあるが」
「俺たちは夢ノ咲学院が誇るNo.2『ユニット』だ。あいつらには負けん」
「ふむ。たくさんのアイドルから甘い言葉を囁かれるイベントだから?」
「まぁ、お客さんをもてなすことを主旨としているからな」
「甘い言葉ではなくても歌や仕草でもてなすだろうし、贅沢なイベントと言えるかもな」
「アイドルから手づくりチョコをもらい、ライブを楽しめる。これだけ聞くと、確かに贅沢なイベントだ」
「その一方、大量のチョコを用意するのも大変なものだ」
「……やはりいろいろと問題のおおいドリフェスだな」
「ふん、間があったな。いや、責めるつもりはない。貴様は『プロデューサー』だ」
「ひとつの『ユニット』を贔屓するわけにはいかんだろう」
「だから、今の間は妥当だったぞ」
「すまん、あんず。周りの声にかき消されてしまったのでもう一度、言ってもらえるか?」
「……うむ、今度はちゃんと聞こえた」
「普通にお客さんがおおいからな、顔を近づけるか大声を出さないと会話もままならんな」