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躍進!夜明けを告げる維新ライブ・プロデュースコース<神崎颯馬>

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例によっての自分用メモ。
イベ自体は初日で走った後のんびり。
どうにか颯馬くんの回収も間に合った!

 

ノーマルコース1/3[武士の介抱]

「やや! 転校生殿、ぐったりしておられるなっ?」
「三毛縞殿に振り回されて心身ともに困憊しているのであろう」
「お茶をいれてくるのでそこに座っておれ、転校生殿」

「それを言うなら我とて同じことである」
「『あいどる』にとって『ぷろでゅうさぁ』は主君にあたるおかたであるし」
「そのようなかたを働かせたとあっては、切腹をもってお詫びするしかない!」

「なぁに、我が好きでやろうとしていることである」
「ささ、緑茶をどうぞ。心が安らぐし今の転校生殿にちょうどいいであろう」
「ふふ、美味しいと言ってもらえて嬉しいのである♪」

「同意見である」
「わざわざ誘拐する必要はなさそうに思えるのに、なぜ不穏なことをするのか……」
「う~む。我には三毛縞殿の考えていることはさっぱりわからん」

「本当に不思議な御仁であるな、三毛縞殿は。たしか三毛縞殿と転校生殿は幼なじみなのであろう?」
「あまり記憶にない? あぁ、そのようなことを言っておったな」
「幼少時のことなら覚えていなくても無理はない。しっかり覚えているほうがむしろ不思議である」

ノーマルコース2/3[武士の介抱]

「さて、一服したことだし我はそろそろ……むっ、転校生殿?」
「背中に張りつかんでほしい。身動きが取れなくて困るのである」
「えっ、三毛縞殿が『がぁでんてらす』にいる気がする、と?」

「むっ……。言われてみればたしかに、山をも揺るがすような足音がする」
「転校生殿、椅子の下に隠れておれ」
「もし見つかったとしても我が転校生殿をお守りするので、安心してほしい」

「……いや、この足音は三毛縞殿ではなさそうである」
「ほれ、規則正しい足音であろう。おそらく蓮巳殿……ふふ、やはりそうであったか」
「なぁに、驚くことはない。足音の癖を見抜けば転校生殿でもすぐに当てられるであろう」

「無論、言われんでもそのつもりである」
「狼藉者に転校生殿を渡すわけがない。身命を賭してお守りする」
「……転校生殿? 顔が赤いが、具合が悪いのなら責任を持って保健室までお送りしよう!」

「残念ながら転校生殿、手遅れである」
「ほれ、入り口のところに三毛縞殿がいてこちらに突進してこようとしておる」
「逃げたとしても捕まるだろうから、穏便に会話ができるよう考えるべきであるな」

ノーマルコース3/3[武士の介抱]

「転校生殿? 蹲っておられるが、体調など優れぬのであろうか?」
「我が手を貸すので……ふむ、本が落ちていたので拾っただけ?」
「あぁ、この本ならおそらく青葉殿の落とし物であろう」

「ふむ。言われてみれば『ばぁこぉど』のついた『しぃる』が貼られておらん」
「ということは個人が所有しておる本かもしれぬ」
「生徒会の遺失物回収『ぼっくす』に届けておこう」

「うむ。『ばぁこぉど』のついた『しぃる』が貼られておらんし、そもそも漫画のようである」
「ん? 我も漫画を読んだりするのか、と?」
「最近の漫画は知らんが、昔のものであれば家に所蔵してあるぞ」

「新撰組の血風録だからな。……ふむ、だから何って顔をしておられる」
「ええっと、つい先日だったか。青葉殿とぶつかったときにこの本を拾った覚えがある」
「なので、青葉殿の落とし物ではなかろうかと思ったということである」

「ほれ、本の裏の貸し出し欄に青葉殿の名前が書いてある」
「ふふ、あの御仁はつくづく本を落とすようであるな」
「特に急いでおらんし、我のほうから青葉殿に渡しておこう」

スペシャルコース1/3[刀の手入れ]

「まったく……。明星殿には困ったものである」
「茶にお菓子を入れるなど、言語道断」
「茶の湯であのような狼藉、斬り殺されても文句は言えんぞ」

「悪気がないからこそ性質が悪い」
「とはいえ、明星殿たちを含め作法を知らん者たちであったしな」
「我も怒ったりせず和やかに場を収めるべきであったと反省しておる」

「たしかに我も大人げなかったのである」
「明星殿は抹茶の苦味が苦手だった様子であるし、お菓子を入れて甘みを出そうとしたのであろう」
「だが、薄茶であったしな。甘みはじゅうぶんあるように思うのだが……?」

「むっ? 転校生殿、涙目になって如何した?」
「あぁ、斬り殺されてもとは言ったが明星殿は『くらすめいと』であるしな」
「本気で斬ったりせんので安心してほしい」

「転校生殿のほうがよっぽど危ないのであるが……?」
「ほれ、我に突進してきたであろう。衝撃で刀がすっぽ抜けるところであった」
「元気なのは結構だが、お転婆がすぎるのは感心せんぞ」

スペシャルコース2/3[刀の手入れ]

「おっと、転校生殿であったか。我は見てのとおり刀の手入れちゅうである」
「今は打粉で古い油を取っていたところであるな」
「ふむ、興味がありそうなご様子。転校生殿も試してみるか?」

「怖がるのも無理はない」
「我も幼少のころは同じように震えたものだが、今ではこのとおりすっかり慣れ親しんでおる」
「むしろ手元にないと落ちつかんくらいであるな、はっはっは♪」

「ふむ……。真剣であるし、不用意に触れば指が落ちるであろう」
「えっ? そんなことを言われたらますます怖くて触れない?」
「むむ、怖がらせてしまってすまぬ! えぇっと、刀は遠ざけたので安心していただきたい!」

「ふむ、時代劇で見たことはあるが正式名称はわからなかったのであるな」
「転校生殿、我が刀を持っているので打粉を刀身に軽くあてていただきたい」
「ふふ、上手である。やり方を覚えたら、転校生殿でもできるようになるぞ……♪」

「うむ。この丸く膨らんでいる布の中に砥石を粉末状にしたものが詰まっておるぞ」
「これを刀身にあてることで先ほども言ったように油をとり、美しくしてくれる」
「刀の手入れには欠かせぬ作業であるな」

スペシャルコース3/3[刀の手入れ]

「転校生殿、危ない! ……ふう、間一髪であったな」
「ほれ、そこに刀の手入れにつかう油が置いてある」
「転校生殿が蹴倒すところだったのでな、大声を出してしまった」

「畳に油が染みこんでしまうのはもちろん、滑って怪我してしまうひともいたであろう」
「転校生殿、その油をもそっとこちらに寄せてもらえんか」
「うむ。こうしておけば誤って蹴倒してしまうこともなかろう」

「うむ。つくづく安堵しておる」
「もし蹴倒していたら、畳に油が染みこんでしまったであろう」
「そのような失態をおかしてしまっては、二度と蓮巳殿のご自宅にはこれんかったであろうな」

「うむ、刀は錆びると手入れが大変であるからな、そうならんよう欠かさずしておる」
「……ふふ、偉いねと褒められるようなことではないぞ」
「我にとって魂のようなものであるし、大事なものだからこそ美しく保ちたいものであるからな♪」

「刀が錆びぬよう手入れは欠かさずしておるな」
「えっ、手入れをする場所であるか? 特に決めておらん」
「いつだったか、教室でしたときは騒然とした覚えがあるぞ」

 

 

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