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束縛堀鹿<月刊少女野崎くん・堀鹿・R-18>

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手錠で拘束するネタ。
某企画に出したけどそのままだったので、特殊嗜好垢に記載してたパスワード入力で読めるようにしてた話。
今読み返すと特殊嗜好垢持っていく程の内容でもなかったな……w

初出:2014/11/24  

文字数:964文字 

 

「お前が望んだんだろ?」
「んっ……!」

弱い部分を狙って突き上げられ、身体が震えてしまったのが分かった。
身体を繋げた場所から広がる悦楽と、動いた瞬間に手首で鳴った鎖の音に感じたのは確かに恍惚感。
先輩が私だけを求めてくれていると思うと、嬉しさで一層足の間が潤んだのが分かる。
勿論、身体を繋げている先輩にもそれは伝わったようで、笑みを浮かべながら、私の手錠に繋がれた手を取った。
手首に手錠が擦れて、赤くなっている場所を唇と舌で優しく嬲る。

「あ、せん、ぱ……ああ!」
「ホントに可愛い反応するようになったよなぁ、おまえ」

そのまま、唇と舌は腕へと移動し、また私の身体にキスマークを増やしていく。
既に全身に数え切れないくらいに散らばっているキスマーク。

――俺だけのものになるのなら。そんなに束縛されたいのなら。

先日、先輩の言った言葉が脳裏で蘇る。

――俺から絶対に離れるな。おまえの全ては俺のものだ。

あの言葉を聞いた瞬間に、私は先輩の手中に落ちた。
だって、先輩から離れなくていいなんて、私の全てが先輩のものだって言われて、嬉しくてたまらなかった。
全身に刻まれた所有の証と、先輩と私を繋ぐ手錠も、もう私の一部。
つい、先輩の唇と舌の気持ち良さに動かしてしまった腰は、直ぐに先輩に止められた。
快感を途中で留められてしまった私は、多分、恨みがましい声音になってしまったと思う。

「な……んで」
「鹿島。……俺に動いて欲しければ、自分でここ触って一度イケよ」
「……っ!」

先輩が私の手錠をつけていない方の手を取って、身体で一番敏感な部分に導く。
興奮で隆起している其処は、自分の指先が触れただけで、甘い快感が広がる。

「なぁ、繋がってる状態でクリトリス触ると気持ち良いだろ? ……自分で一度イケよ。そしたら、イッた瞬間に動いてやるから」
「そ……れは……」

達してしまった瞬間に、先輩に強く突き上げられる。
それがどれ程の快感だったのかは、つい先日先輩に思い知らされたばかりだった。
あの快感を思い出して、喉がごくりと鳴る。

「鹿島」

否定なんかしないよな、と言わんばかりに先輩が畳みかける。

「先輩……が、ちゃんと、見ていてくれる……なら」
「ほったらかすわけねぇだろ。自分の女の無茶苦茶可愛いところ」

そんな言葉で、また私の中が濡れて――先輩の要望に応える為に指を動かし始めた。

 

企画用で短めにしてたっぽいけど、流れたのもあってどんな企画だったか正直覚えてない……。(8年前だしな)
久々に読み返して、ここからだろ!?(なぜそこで終わらせた!?)って過去の自分にツッコんだw
なんか、こう……パイパン表現とかも入れて改めて書きたいかもしれん。
(基本、下の毛はある方が好きだけど、このシチュならツルツルにして丸見えだな、がいい)

 

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