お絵かき会でのテーマにより、ryokoちゃん&kaikoさんのスパークサークルカットを元に書いた話になります。
元イラストは以下のツイートから。執筆時間およそ40分。
元イラスト、全体像を見せて貰ったのですが、その影響も内容に含まれてます。
個人医院経営の医師堀とその妻の看護師鹿島というパロ。ほんのりいかがわしい。
初出:2016/09/11
文字数:935文字
10月9日のスパークの演劇部プチに申し込みしてきました~!!kaikoさん(@kaiko1130 )との合同誌予定です!原稿は今追い込み中です…!頑張ります~('ω') pic.twitter.com/kdaCxXOW4c
— ryoko░たまにいる (@ryoko__asano) 2016年8月24日
ryokoちゃん&kaikoさんのスパークサークルカットから。
(ほんのりいかがわしいパロ)
「今日の診療も終わりましたねー」
「おう、お疲れさん」
すっかり日も暮れ、医院を訪れていた最後の患者もつい先程帰宅した。
普段なら看護師はもう一人いるのだが、今日は休みを取っていたから、いつもよりも慌しかったがどうにか一仕事終えられたことにほっとする。
「先生こそお疲れ様です。……ふふふ、こうしてここで二人きりになるなんて久しぶりですね」
「そういえば、この医院を開業した時以来かもな、奥さん」
開業当時、看護師は今や俺の妻となった遊だけで回していた。
こうやって、職場に二人きりというのが、あの頃を思い出してどこか懐かしい気分になる。
家で二人きりというのはもう当たり前の日常になったが、仕事場では久しくなかったことだ。
「久しぶりに二人きりですし、ちょっと家に帰る前にここで遊びませんか、先生?」
そう言うと、遊が俺の膝に軽く足を乗せてくる。
スカートの裾からちらりと覗いた太股を見ると、ガーターストッキングのレース部分まで見えた。
視線を察知したのか、俺の理想を具現化した極上の足が誘うように動いて、さらに奥までもを覗かせる。
「……おまえ、今日そんなの履いてたのかよ。誰かに見られたりしてねぇだろうな」
「大丈夫ですよー。その辺は加減わかってますから。昔、誰かさんが散々教えてくれたおかげで」
まぁ、その加減を教えた本人としては言い返す言葉がない。
ガーターベルトを最初に買わせたのも俺だ。
膝に乗っかった足に手を軽く這わせながら、もう一方の手で聴診器を持ち遊の胸に当てる。
既に興奮しているのか、心持ち早めの鼓動が伝わってくるのは気分がいい。
「そうだな。久しぶりにちょっと遊んでいくか。下着ずらして挿れる形でもいいよな」
「勿論ですよ。そのためにガーターベルトにしたんですし」
「おまえ、今日は最初からそのつもりだったな」
「ふふふ、どうでしょう。これ、外しちゃっていいですか?」
遊が俺の眼鏡に手を伸ばす。
この眼鏡は仕事の時にしか使わない。
つまり外すというのは、イコール仕事はおしまいだってことだ。
「おう。キスすんのにも邪魔だしな」
そうして、眼鏡を外された直後、すかさず妻にキスをして、二人きりの秘められた遊びに集中し始めた。
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