読む場合は小説読後をオススメします。
本編があの長さなだけにずるずる長めですが、裏話好きな方はどうぞ。
購入特典の電子書籍版と一緒に入れていたテキストデータからいくつか抜粋&手を加えて。
・資料用に購入。
今回は香水の量り売り纏め買いに走りました。
具体的な商品名は作中では書いておりませんが、堀みこ二人がお揃いにした香水はブルガリのブラックを想定しています。
御子柴のイメージというよりは、三十路堀のイメージで。
でもって、御子柴がそれを選んだのも、何となく御子柴が抱いてた堀のイメージによるものですが、完全に無意識から……という裏設定があります。
ついでに、御子柴が若い時に付けていたのは、やはりブルガリのブループールオムをイメージ。
メンズ香水調べてる時に、ウエストにつけるというのを見かけて、そこはかとなくエロいなぁと採用しました。
・プロット
挿絵のバボちゃんに渡したものです。2月末くらいには渡してたかな。
不倫堀みこは次のオンリーで本にする!と決めたのが早かったのもあって、割りと早いうちに大筋が出来ていました。
思ったよりはずるずる文字数が増えていった感はありますが……w
***
大まかな流れ『Immorality of target』
執筆中なので、多少変動していく可能性はあるけど、大筋こんな感じになります。
ナンバリングは支部UPでの分。本ではちょっと調整します。
しかし、ホントに私は何ページの本を作るつもりなのか……w
01:久々の再会(支部UP済・エロ有):御子柴視点(本:01)
02:久々の再会(支部UP済・エロ有):堀視点(本:01)
03:最初のセックス事後(支部UP済):両視点(本:02)
04:秘密の逢瀬・再会後すぐの月曜日<エロ有>&御子柴と鹿島の飲み会(木曜日):御子柴視点(本:03)
05:秘密の逢瀬・再会後すぐの月曜日<エロ有>&堀と鹿島の飲み会(金曜日):堀視点(本:03)
04&05:03でも触れた月曜日にあるプロジェクトの会合終了後に、ホテルに雪崩れ込んでいちゃつく堀みこ(話の前半部分)
04は堀先輩と再会したことで、無意識にテンション上がってるのを飲んでる時に鹿島くんに指摘されちゃって、再び関係持ち出したのが鹿島くんにバレるのが後半部分に。
05の後半部分は、御子柴側は仕事で偶然堀先輩と会ったとは言ったけど、本当に偶然なんですか?と鹿島くんが堀先輩に飲みながら問いただす流れ。
another2:十数年前の別れ:鹿島視点(本:before)
※another1収録の『叶わぬ恋なら』をより詳しく長くして鹿島くん視点にするもの。
06:当初ホテルで会う予定だったのを、帰宅時間が遅くなりそうだから今日は止めようかと話す堀先輩に対して、自分の家なら時間がまだどうにかなるのではと、再会後内緒にしていた自宅の場所を教える御子柴。:両視点(本:04)
※実は二人の自宅は同じ路線で三駅しか離れてなかったが、会社の方向が逆なので、気付いてなかったという。
なお、三駅しか離れてなかったのは本当に偶然。
エロは軽めの表現で。
07:ある日曜日、ショッピングモールでの邂逅・トイレでいたす<エロ有>:御子柴視点(本;05)
08:ある日曜日、ショッピングモールでの邂逅・トイレでいたす<エロ有>:堀視点(本:05)
07&08:日曜日に何気なくショッピングモールに買い物で出掛けた御子柴が、出先で偶然堀先輩一家と会ってしまう。
初めて妻の顔と名前を知って、この相手と先輩がキスやセックスしたりしているのかとリアルに考えてしまい、御子柴が複雑な表情したのを察した先輩が、妻子を適当に言いくるめて、少し御子柴とお茶飲んでから行くから、車の中で待ってろと追いやって、人気の少ないトイレにGO。
トイレでは最初、お互い向かい合って、性器を触り合うだけだったのに、一度出したのを潤滑剤代わりにして、結局は挿入もしてしまうパターン。
自分で描いといてなんだけど、パイセン盛りすぎw
09:出張にかこつけての温泉旅行<エロ有>:御子柴視点(本:06)
10:出張にかこつけての温泉旅行<エロ有>:堀視点(本:06)
09&10:木曜から出張で京都行くことになったけど、金曜午前中で仕事終わるし、土日京都方面の友人に会うと口実つけて泊まり込むから、おまえも金曜日休み取って京都にこないかと御子柴に打診する堀先輩。
ショッピングモールでの一件の埋め合わせ的なものもあるっぽい。
あと、堀先輩が名前で呼べと御子柴に言い始めて、政行さん呼び開始。
11:体調不良な御子柴:両視点(本:07)
プロジェクトの会合で御子柴がいなかったので、御子柴の同僚に尋ねたら風邪で体調を崩しているということだったので、会合終了後お見舞いに押しかける堀先輩。
予想以上に御子柴の状態悪くて、結局夜中に病院連れて行って、点滴打って帰宅。
体調悪い後輩看てるから帰れないと堀先輩が家に連絡した後、ふと御子柴には兄弟いないし、父親も最近体調あんまり良くないから、心配させたくなくて実家に連絡しなかったという話を聞いて、離婚して御子柴と一緒にいようと決意。
12:離婚話開始<エロ有>:御子柴視点(本:08)
13:離婚話開始<エロ有>:堀視点(本:08)
12&13:another1収録のプロトタイプその2を改めて執筆。
14:12&13の事後パート。another1収録のプロトタイプその3を改めて執筆。(本:09)
15:直接対決:御子柴視点(本:10)
16:直接対決:堀視点(本:10)
15&16:不倫相手が御子柴だと知った妻が、無言電話、匿名の手紙、スパムメールでの嫌がらせ開始。
激昂して、直接顔を合わせた時に妻が御子柴に向かって刃物を投げつけてしまい、ほぼ髪で隠れるような範囲ではあるけども御子柴の顔に傷が残る。
それを離婚の交渉材料にしようとする堀先輩だけど(容赦ないな、この男!)
離婚で父親がいなくなろうとしているのに、母親までいなくなったら息子さんはどうするんですか、とかばう御子柴。
17:堀息子、会社帰りの御子柴に1対1で会いに行く。:両視点(本:11)
話をして、これは母親に勝ち目ないなと悟った息子が、離婚賛成派になって母親を説得する。
18:離婚&離婚後初のセックス<エロ有>:御子柴視点(本:12)
19:離婚&離婚後初のセックス<エロ有>:堀視点(本:12)
20:エピローグ:両視点(本:13)
ついでのおまけ:ペーパー用(本:after)
兄弟いないのもあって、御子柴が兄みたいだと懐く堀息子に、嫉妬する堀先輩。
「いいじゃん、俺兄弟欲しかったし、もしこの先、親父と実琴さんが養子縁組するようなことがあれば、実際、実琴さんが俺の『兄さん』になるんだし」
堀息子がそう言うも、実琴さん呼びするのも面白くないらしい。
「実の息子に嫉妬するとか、大人げなさ過ぎだろ、政行さん」
「おまえこそ、危機感なさ過ぎなんだよ。忘れたのか? 俺たちが初めてセックスしたの、今のあいつくらいの歳の頃だぞ」
「あ」
***
改めてみると、予定から変更があったのは14とペーパー用くらいですね。
あ、あと15&16でのスパムメールは音声ファイルに。
14はプロトタイプその3を改めて執筆とあったけど、結局形を少し変えて、18&19に組み込みました。
ペーパー用はそのまま書き下ろしのafterに。
無配ペーパーはエロダメなので(ダメってわけじゃないけど管理的にめんどくさい)、エロ方向に行きそうになったところで、書き下ろしに回した結果です。
あと、連載中に本編とは関係が薄かったり、興味を持って下さる方が少ないかと思った裏話のネタメモ載せてますので、気になった方はこちらからどうぞ。
・鹿島くんが御子柴や堀先輩と会うときに変装するようになった理由
http://whitealice.xyz/index.php/view/201
・堀配偶者&堀息子のキャラ設定等
http://whitealice.xyz/index.php/view/236
堀配偶者はともかく、息子は割りと気に入っていたり(*´∇`*)
堀鹿夫婦での捏造息子、行弘(足フェチDNAによる幼稚園生にして足好きに目覚めた子w)とはまたタイプが違って書いてて楽しい子です。
幸せになって欲しい……と書きかけて、それ決めるの私だな!?って思い出したw
これ続編もシリーズにするくらいのネタはあるんですが、(鹿島くん結婚とか、堀先輩と御子柴の親との確執とか、養子縁組する辺りの話とか。ちょっと本編で伏線出してるのが……)中々手付かずのままです……分身させてくれ……。