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同棲してる二人のとある日曜朝<あんさんぶるスターズ!・ちあみどちあ・R-18>

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社会人(もりちあは俳優、翠くんはモデル)で同棲してるちあみどちあ……なんだけど、ここだけ見るとみどちあっぽい。
エロ部分ほとんどないけど、かべうちの制限テストも兼ねて置いたもの。
※かべうち分からちょっとだけ修正あり。


「……おっと、危ない。もう少しで寝過ごすところだった」

少し気温が冷え込んでいる日曜日の朝。
俺が目覚めたのはもう少しで8時になるという時間だった。
すぐ隣ではまだ高峯が眠っている。
お互いに何も着ていない状態でベッドに潜り込んでいるから、触れ合う素肌の感覚が心地良い。
一緒に住んでいるとはいえ、ここしばらく忙しかったからこんな風に裸で寄り添って眠るのは久し振りだ。
今日は珍しくお互いのオフが重なったということもあり、久し振りに思う存分抱き合った結果疲れ果てて、普段なら念の為にとかけておくアラームをセットするのを忘れていた。
だが、習慣とは侮れない。番組が始まる前に目が覚めたのは幸いだ。
今のうちに顔を洗ってこようとベッドから出ようとしたが、高峯の腕が俺の腰をベッドに縫いとめるような状態になっていて動けない。

「すまん、高峯。ちょっと腕を外させてもら……うん?」

腕を解こうとしたが、思いの他腕に力が入っていて外せない。
この力の入り方からすると、目は開けていないものの既に起きているようだ。

「こら、高峯。起きているのなら、腕を離してくれないか」
「……いやッス。あんたこのまま特撮番組見にいくつもりでしょ。久し振りに休み被ったんだし、もうちょっとベッドにいてくれてもいいじゃん。どうせ録画予約はしてあるんでしょ」

高峯が目は閉じたままで、益々腕に力を籠めて、俺を引き寄せる。
ただでさえ近い場所にあった顔が、さらに近くなって鼻が微かに触れ合った。

「いや、確かに録画はしてあるが、リアルタイムで見られるのは三週間ぶりで――」

ずっと早朝からの撮影が入っていて、この時間は家にいないことが続いていた。
勿論、仕事だから仕方ないが、俺がどれだけこの日曜の朝を楽しみにしているか、こいつなら十分に知っているはずなのに。

「俺たちの休みが重なったのは二ヶ月ぶりッスよ。先輩、俺と録画予約済みの特撮番組とどっちが大事なんスか」
「なっ、なんでそんな自分と仕事のどっちが大事!?みたいなことを言う!?」
「仕事の方が特撮番組より遥かにマシだと思う……俺だって言いたくない……こんなアホみたいなこと。言わせてんのは誰ッスか」

目を開けた高峯が無表情で俺をじっと見てくる。

「おまえ、美形なんだからそういう顔で見てくるのはやめてくれ! 妙に怖い!」
「そう思うなら、ここにいりゃいいんですよ……もう。昨日は離すなだの、離さないだの、もっと強く抱けとか、まだ寝かさないとか散々言ってたくせに」
「そっ、それはそれ、これはこれだ! タイミングというものがだな!」

さすがに昨夜の話を持ち出されると反論しにくい。
今、高峯が口にした言葉には全て心当たりがある。
何しろ、相手の寝顔だけ見るとか、逆に寝顔だけを相手に見られるという日々が続いていた。
久し振りに触れた肌の心地良さと強烈な快感に、時間が止まってしまえばいいのにという勢いで抱き合ったのも確かだ。
いかん、ただでさえ朝立ちが収まっていなかった上に、高峯の体温と今の言葉で、つい色々思い出してしまって身体が反応してしまう。
ああ、スーパーヒーロータイムはこれからだというのに!

「……タイミングっていうなら、今はこっちの方がいいんじゃないの」
「あっ、待て、触らな……っ、うあ!」
「んっ……」

高峯のモノと自分のモノが触れ合った直後、高峯が纏めてそれを握る。
乾いた手なのもあって、動きはごく緩やかだがそれでも昨夜の名残もあってか、快感を確実に引き上げていく。
まずいと思った矢先、さらに高峯が唇を重ね、舌を動かし口の方にも刺激を与えてきた。

(中略)

「待て、ローションなんて使ったら、見る前にシャワー浴びて流している時間が」
「この期に及んで、まだリアルタイムで番組見る気でいるのかよ、あんた……いつもみたいに俺のいないときに見て下さい。今日は俺を見てて」
「そうは言うが、今日の放映はおまえがゲスト出演してる回だろう!?」

それもあって、普段にも増して楽しみにしていたというのに!

「だから嫌なんスよ。ちゃんと俳優やってるあんたに目の前で自分の演技見られるとか罰ゲームにも程がある。本物ここにいるんだし、後でもいいでしょ」
「んっ……おまえの練習にも、つきあった、のに」
「ああ、その節はありがとうございます。でも、それはそれとして本番一緒に見るのは勘弁して欲しい」
「く……あ、たか、み、ね」

熱い吐息をのせた言葉が耳元で低く囁く。

 

 

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