颯馬くんが修学旅行中の紅敬の一幕。
既に付き合っている前提で書いてます。
初あんスタ二次創作。2019年3月17日に開催された、brilliant days 単独公演2019(龍ノ敬華3)で発行したWeb再録集『幸せの先に』に収録済。
初出:2015/11/22
文字数:6890文字
[蓮巳Side]
いつも通りのスケジュールなら、今日は紅月の練習日となっている。
が、神崎が修学旅行中で不在な事もあって、二人揃って練習室にはいるものの、歌や踊りの練習をするでもなく、鬼龍は黙々と衣装作りをこなし、俺は新曲のデモテープを聴きがてら、譜面を見て曲の流れを確認していた。
俺の横で床にあぐらをかいて、針を動かしている鬼龍をちらりとみると、実に活き活きとした表情を浮かべている。
裁縫には、歌や踊りとはまた違った楽しみがあると言うだけあって、衣装を手がけている時の鬼龍は、いつも笑っているような印象だ。
――二十……いや、三十分だけ、こっちの作業やらせてくれねぇか? ちょっとデザインで思いついたのがあるから、そこの仮縫いまで進めておきたい。
――良いだろう。三十分だけだぞ。
――悪ぃな、蓮巳の旦那。
鬼龍の手にしていた衣装を見た感じでは、意匠から察するに紅月で使うもの。
ならば、ダメだとも言えん。
何より鬼龍の作り上げる衣装は、紅月の大きな武器の一つだ。
壁に掛けられた時計で時間を確認すると、約束していた三十分はとうに過ぎているが、一段落つくところまではこのままやらせておいてもいいだろう。
イヤホンから流れるデモテープの曲を二曲目の方に切り替えて、聴き始めた。
先程まで数回リピートして聴いていた一曲目については、特に気になった点はない。
紅月の持つ凜とした華やかさを上手く引き出せるだろう楽曲は、俺たちの得意とする類の方向性だ。
だから、メモにはそのままの形で進めて欲しいとだけ記してある。
だが、聴き始めた二曲目の方はと言うと――。
――少し物足りない、か?
曲全体としての仕上がりは悪くない。
歌詞も入れられているが、歌詞の内容についても不満はない。
が、歌のない間奏部分に差し掛かると、どうも薄さを思わせるのが気になる。
聴きながら、気になった部分を手元の楽譜に記していたら、不意に鬼龍に軽く肩を叩かれ、右側のイヤホンを外して応じた。
曲も一時停止させておく。
「何だ?」
「神崎からグループトークにメッセージ来てるぞ。ほら」
「ん? ……ああ、これは見事だな」
鬼龍が少し身を寄せて、自分のスマホ画面を俺に見せてきた。
見慣れた紅月のグループトーク画面には、旅先の神崎が送って来た画像が貼られていた。
『絶景である!』というメッセージと共に、金閣寺と紅葉が映り込んだそれは、何とも言えぬ美しさを醸し出していて、確かに絶景の一言に尽きる。
今頃はしゃいでいるだろう様子が目に浮かんで、つい顔がほころぶのを自覚した。
まぁ、はしゃいだ挙げ句にいつものノリで刀を振り回して、周囲を不必要に驚かせたり、怯えさせていないといいのだが。
「旅を楽しんでいるようで何よりだ」
「神崎のクラスには、ハメを外すようなヤツもいないだろうしな。俺は去年の修学旅行を思い出すだけで胃が痛い」
B組の三奇人連中は、少し目を離したら、ふらっと何処かに姿を消すわ、羽風は目の届く場所にはいるものの、ところ構わずに女をナンパするわ、守沢は終始高すぎるあのテンションで、宿泊先の旅館に幾度となく五月蠅いと注意されるわ等々、油断も隙もあったものではなかった。
特に英知が体調を崩して、修学旅行には不参加だったこともあって、日々樹を御せるやつがおらず、あいつが嫌がらせかと思うような勢いで、かなりやりたい放題に動き回って、散々に振り回された苦い記憶が蘇る。
あの旅行中に、一体、何度説教することになったか。
少なくとも十回ではすまなかったはずだ。
全くもって度し難い。
「旦那、胃薬持ち歩いてたもんなぁ。大体、気負い過ぎなんだよ。旅行なんざ、ちょっと位ハメ外してなんぼだろ。最終日とかぐったりしてたし」
「ちょっと位、なんて言えるような可愛いものではなかったぞ、あれは? 大体、最終日については、貴様が……」
言いかけて口を噤んだ。
……あの修学旅行、最終日の前日。
鬼龍と同室だったやつらが温泉に行っている間、いい加減根を詰めすぎだと、押し入れに連れ込まれて、浴衣姿のままでこいつに抱かれた。
疲れていたからか、身体が言うことを聞かず、抵抗らしい抵抗も出来なかったし、何より、いつ部屋に他のやつらが戻ってくるかと思うと、気が気ではなかったというのに。
「俺が何だ?」
「何でもない。忘れろ」
「……多少の息抜きにはなっただろうがよ。大体、あん時の旦那、何だかんだでイクのいつもより早……」
そこまで言いかけた鬼龍の口に手を当てて塞ぐ。
今、この場所、このタイミングでしたい話ではない。
……自覚があるから、うかつに話題に出されたくはないのだ。
押し入れの微かな隙間から零れる明かりだけを頼りに触れられ、声と体温と匂いで間違いなく鬼龍だと認識は出来ても、いつもより妙に煽られてしまい、呆気ないほどあっさりと達した。
普段とまるで違うシチュエーションだったのも拙かったのだろう。
一年経つのに、まだ鮮明な記憶として残っている。
「それ以上言うな。……学院にいる時には、その手の話はしない約束だろう」
口を塞いでいた手を離したところで、鬼龍がその手を掴み、俺の手のひらにしっかりと唇を触れさせてきた。
話でなければいいと言うものではないと、視線で咎めはしたものの、鬼龍は何処吹く風でやり過ごす。
「他に誰が部屋にいるわけでもねぇだろ。今日は神崎もいねぇんだし」
「けじめだ。誰が何処で見ているか分からんからな」
アイドルに恋愛は御法度だ。
特に俺たち『紅月』のように、硬派を売りにしているユニットで、表沙汰にするのは尚のこと問題がある。
恋仲と称する間柄でも、学院にいる時は勿論、人目のあるところでその手のことに触れないのはその為だ。
鬼龍の手を軽く振り払うと、微かに苦笑いをされたが、それ以上のことはしてこなかった。
「というか、さっきから、何聴いてるんだよ、旦那は」
「新曲のデモテープだ。気になるところがあれば、メモして戻せと言われている」
「そういうのは一人で聴いてねぇで、俺にも聴かせろよ。新曲だったら他人事じゃねぇんだし。手は作業してたって耳は空いてる。このイヤホン借りるぞ」
「待て。そっちは右耳用だ。こっちを使え」
外してあった右耳用のイヤホンを手にした鬼龍を制して、着けっぱなしにしてあった左耳用のイヤホンを外し、そっちを渡す。
鬼龍が左耳用のイヤホンを着けたところで、俺も右耳にイヤホンを差し込み、二曲目の最初から再生しなおした。
しばし、そのまま二人で黙って曲を聴く。
……ふむ。やはり、歌の入っているところはともかく、間奏部分がどうにも気になるな。
まだ、曲が大まかな形でしかないとはいえ、少しばかり――。
「蓮巳。これ、間奏部分のパンチ、少し物足りなくねぇか?」
どうやら、鬼龍も同じことを考えていたらしい。
気付けば、一度作業の手を止めて、曲に聴きいっていたようだ。
「俺も同意見だ。やはり、ここは手直しして貰った方がいいな」
「ああ。……いや。もしくは、三味線のアドリブソロ、ここに入れるようにするってのはどうだ? アドリブの元になる大まかなメロディーだけ貰って、後はライブごとに少しずつ変えていくってのいいんじゃねぇ? で、おまえが演奏しているバックで、俺と神崎が動く」
鬼龍の言った内容を頭の中に描いてみる。
……ふむ、それなら間奏部分で別段薄い印象を抱かせることはないな。
俺の三味線で観客の耳を惹き付け、鬼龍と神崎の動きで目を惹き付ける。
これだ。
「なるほどな。よし、その意見貰うぞ」
「おう」
その旨を譜面に書き込んだところで、ペンと譜面を床に置いた。
曲が終わったところで、一度プレイヤーを止め、まだ鬼龍に聴かせていなかった一曲目に切り替える。
「もう一曲ある。こっちは聴いた感じでは特に問題がないと思ったが聴くか?」
「ああ」
鬼龍の返事に、一曲目を再生させ、プレイヤーも先程の譜面の上に乗せる。
そうしたところで、床に置いた右手に鬼龍の左手が重ねられた。
相変わらず、指先まで体温が高いな。
……まぁ、これくらいはいいか。
軽く指を絡めると、隣から小さな笑い声が聞こえた。
「……何だ」
「何でもねぇよ」
「…………ふん」
学院を出たら、今の件についてはたっぷり問い質してやる、とは口にはせずに心の中で呟いておくに留め、曲が終わるまでの少しの間、目を閉じた。
[鬼龍Side]
今日は紅月の練習日だったが、今は神崎が修学旅行に行っているから、練習室には蓮巳と俺の二人しかいない。
勿論、二人でも出来る練習はあるが、結成当時ならまだしも、今の紅月は三人のユニットだ。
神崎と一緒に練習する方が都合のいいことが多い。
だからだろう。
俺が衣装作りに三十分ほど欲しいと申し出た時に、蓮巳が小言も言わずに二つ返事で了解してくれたのは。
――二十……いや、三十分だけ、こっちの作業やらせてくれねぇか? ちょっとデザインで思いついたのがあるから、そこの仮縫いまで進めておきたい。
――良いだろう。三十分だけだぞ。
――悪ぃな、蓮巳の旦那。
そんなやりとりをしたのは、一時間近く前だ。
時計で時間を確認してみても、とっくに約束していた三十分は過ぎている。
時間のやりとりにはきっちりしている蓮巳が、そのことに気付いていないわけはない。
気付いちゃいるが、区切りの良いところまではと見逃してくれてるんだろう。
偶に、冷徹なほど公正なんて評判を聞くし、あながち外れてもいねぇが、俺や神崎に対しては同じユニットだからなのか、ほんの少しだけ甘い部分がある。
公正さはこいつの美点だと思うが、こんな風にちょっとだけお目こぼしして貰うのも、特別扱いされているようで気分がいい。
蓮巳がそんな風に見逃してくれているおかげで、もう少しで予定していた部分の仮縫いが終わりそうだった、その時。
腰のポケットに突っ込んであった携帯が、インスタントメッセージの着信を告げる音を鳴らす。
この設定音からすると、紅月のグループトークに入ったメッセージのはずだ。
ならば、蓮巳の旦那にもメッセージが来てるはずだが、どうやら旦那は何か聴いていて気付いてねぇらしい。
携帯のメッセージアプリを開きながら、蓮巳の肩を叩くと、気付いた蓮巳が右耳のイヤホンを外して、返事をした。
「何だ?」
「神崎からグループトークにメッセージ来てるぞ。ほら」
少し蓮巳の方に寄って、グループトークの画面を蓮巳にも見えるようにする。
「ん? ……ああ、これは見事だな」
神崎からは『絶景である!』と書かれたメッセージと一緒に、金閣寺と紅葉が映った画像が送信されていた。
あいつ、こうやって時々旅先から撮った画像を送ってくれてるんだよな。
この前は夕食で出たお膳、その前は清水寺だったっけか。
さぞ、はしゃいで撮ってんだろうなぁと、容易く想像出来るだけに微笑ましい。
自分たちの修学旅行から、丁度一年経ったのかと思うと、少し感慨深い部分もあったりする。
「旅を楽しんでいるようで何よりだ」
「神崎のクラスには、ハメを外すようなヤツもいないだろうしな。俺は去年の修学旅行を思い出すだけで胃が痛い」
蓮巳が溜め息と共に零した内容には、少し苦笑いする他ない。
まぁ、仁兎や俺あたりなんかはまだしも、今の三年には三奇人を始め、中々癖のある連中が揃っている。
子どもじゃねぇんだし、少しぐらいほっとけとは言ったものの、責任感の強いこいつがそれで引き下がるようなわけもなく、結局、旅行の間中、蓮巳はずっと疲れた表情をしていたんだよな。
いつも以上に蓮巳が『度し難い』と口にしていた覚えがある。
「旦那、胃薬持ち歩いてたもんなぁ。大体、気負い過ぎなんだよ。旅行なんざ、ちょっと位ハメ外してなんぼだろ。最終日とかぐったりしてたし」
「ちょっと位、なんて言えるような可愛いものではなかったぞ、あれは? 大体、最終日については、貴様が……」
言いかけたところで、蓮巳がほんのりと目元だけを赤くする。
……ああ、そうだ。思い出した。
あれは修学旅行の最終日前夜だ。
いい加減、ストレスでどうにかなっちまうんじゃないかって状態の旦那を、少しでも息抜きさせようと、また俺としてもせっかくの旅先なんだしって邪な思いもちょっとあって、宿で同室だったやつらが温泉に行った隙をみて、万が一戻ってきても見つからないように、旦那を押し入れの中に連れ込んでヤッたんだよな。
――貴様、何を考えて……っ!
――蓮巳よう、三十分でいいから、他のやつらのことは忘れとけよ。でないと、おまえが潰れちまう。
――ぬか、せ……! 俺がこの程度で潰れるほど軟弱だとでも言うのか、貴様。
――なら、言い方変えるぜ。三十分、俺だけ見てろ。俺以外のことなんか考えんな。
――っ……!
疲れマラってのもあったんだろうが、いざ始めたら、暗がりと狭い空間が興奮を煽ったのか、こっちが驚く位の反応を返してきた蓮巳に、俺も相当煽られて、お互いに三十分なんてもたなかった。
口元が緩みそうになるのを堪えて、何でもないように尋ね返す。
「俺が何だ?」
「何でもない。忘れろ」
「……多少の息抜きにはなっただろうがよ。大体、あん時の旦那、何だかんだでイクのいつもより早……」
つい口をついて出た言葉は、言い終わる前に留められた。
旦那の手が俺の口を覆って塞ぐ形だ。
「それ以上言うな。……学院にいる時には、その手の話はしない約束だろう」
目に微かな困惑の色を浮かべた蓮巳が手を引いたが、そこをすかさず手首を捉えて、手のひらに口付ける。
何をすると言いたげな目はされたが、手を振り払っては来なかったのをいいことに、小さくリップ音を立てて吸い付くと、一瞬だけ蓮巳の手がびくりと震えた。
「他に誰が部屋にいるわけでもねぇだろ。今日は神崎もいねぇんだし」
「けじめだ。誰が何処で見ているか分からんからな」
こういうところはクソ真面目というか、頑固なんだよなぁ、旦那。
十分分かっちゃいるけどもよ。
今度は流石に続けるのはダメだという意思表示らしく、手を振り払われた。
……やれやれ。
大人しく手を引いて、ふと蓮巳の持っていたプレイヤーに目をやると、ジャケット絵の表示がされていなかった。
こいつはまめだから、通常の曲だとジャケット絵は勿論、歌詞やアーティスト名等をきっちりファイルに入れて、プレイヤーに表示されるようにしてある。
だったら、今聴いているのは何だ?
「というか、さっきから、何聴いてるんだよ、旦那は」
「新曲のデモテープだ。気になるところがあれば、メモして戻せと言われている」
「そういうのは一人で聴いてねぇで、俺にも聴かせろよ。新曲だったら他人事じゃねぇんだし。手は作業してたって耳は空いてる。このイヤホン借りるぞ」
多分、俺が裁縫していたから聴かせるのを遠慮したんだろうが、そういうとこ水臭ぇよな。
蓮巳が外していた方のイヤホンを使おうと、指を伸ばしたらそこでストップが掛かった。
「待て。そっちは右耳用だ。こっちを使え」
蓮巳が着けていた方の左耳用のイヤホンを外して、俺に寄越してきた。
まだ、蓮巳の体温を少し残していたイヤホンを左耳に突っ込むと、蓮巳も自分の右耳にもう一方のイヤホンを突っ込んだ。
間もなく曲が始まり、耳を傾ける。
中々いいな、と途中までは思ったが、どうも間奏に入った辺りでこう物足りねぇっていうか、迫力不足を感じた。
まだ、デモの段階とはいえ、ちょっと歌が入っている部分との落差があるんじゃねぇか?
「蓮巳。これ、間奏部分のパンチ、少し物足りなくねぇか?」
思ったままに言うと、蓮巳も頷いた。
「俺も同意見だ。やはり、ここは手直しして貰った方がいいな」
「ああ。……いや。もしくは、三味線のアドリブソロ、ここに入れるようにするってのはどうだ? アドリブの元になる大まかなメロディーだけ貰って、後はライブごとに少しずつ変えていくってのいいんじゃねぇ? で、おまえが演奏しているバックで、俺と神崎が動く」
これまでの曲でも、前奏や間奏部分に蓮巳の三味線を入れるというパターンはあったし、俺たちの動きも加えることで、耳でも目でも楽しめるものに仕上がるはずだ。
俺の意見に蓮巳も笑みを浮かべ、手元の譜面にペンを滑らせ始めた。
「なるほどな。よし、その意見貰うぞ」
「おう」
一通り必要なことを譜面に書き込んだらしいところで、蓮巳が膝に乗せていた譜面とペンを床に置いた。
ちょうどそのタイミングで曲も終わる。
が、どうも他のデモ曲もあったらしく、蓮巳が何やら手元でプレイヤーを操作している。
「もう一曲ある。こっちは聴いた感じでは特に問題がないと思ったが聴くか?」
「ああ」
裁縫の方も、蓮巳が作業時間を見逃してくれたおかげで、やっておきたかった部分までは、ほぼ終わっている。
作りかけの衣装と裁縫道具を軽く除けて、空いた手を床の上に置かれた蓮巳の手に重ねた。
直ぐに指先だけが絡められて、つい笑っちまう。
どうやら、これは旦那の中では許容範囲らしい。
「……何だ」
「何でもねぇよ」
「…………ふん」
耳まで赤く染めているのは、練習室に差し込んできた夕日のせいでもねぇだろう。
後で小言を食らった時にでも、言い返してやることにしよう。
『満喫♪ 秋の修学旅行』イベで颯馬くんが修学旅行中の紅敬はどうしてるかというところから出来た話で最初に書き上げた紅敬。
公式DEBUTBOOKでみんなでTALK!ってユニット毎にトークルームで話しているページが出て来たのもあって、紅月のグループトークに颯馬くんが撮った画像を送った、という想定で作った話ですが、返礼祭での「われ、げんき」のみのメールや、スカウト!色の花札で颯馬くんが何度言ってもスマホを持ち歩いていないというエピソードが出て来たのを鑑みるに、今となっては颯馬くんはグループトークに画像送ったりしないかも疑惑があるのですが、それはそれとしてw
あんずちゃん辺りに手伝って貰ったかもってことで!
(校内SNSもあるから、ユニットのトークルーム的なのは各自ありそうだけど)
この話は後日UPした『旅は道連れ、世は×××』の前振り的なとこもあるのですが、この後のイベストでアレコレ出て来たネタからすると、どう考えても今の三年生は修学旅行を楽しむどころじゃなかったよね……というわけで、2017年秋現在、この話も含めてないわーな流れになっちゃってますが、鬼龍くんの作業時間を蓮巳が故意に見逃したり、二人でデモ曲聴きながら軽く触れ合ったりするのが気に入っています。
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