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『…。(3点リーダー)』<エリオスライジングヒーローズ・キスブラ・R-18>

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2020/11/22に開催されたキスブラ版ワンドロ・ワンライ第3回でのお題『…。(3点リーダー)』を使って書いた話です。
ヤッてるだけです。ワンライだとエロ書いてもこの辺が限度……。

初出:2020/11/22 ※ブラッド視点は2020/12/03

文字数:2800文字

 

[Keith's Side]

「…………っ……ふ、うっ」

体を繋いだ場所から鳴るローションの音と、ベッドが軋む音に紛れて、ブラッドが歯を食いしばる音が聞こえる。
まだ、声は上げるまいと必死に抑え込んでいるらしい。
どうせ、最終的には声上げちまうことになるのにな、と思いはするが、口にはしねぇ。
限界ギリギリまで堪えたブラッドが、堪えきれずに乱れ始める瞬間がたまんねぇのを知ってるからだ。
快感に揺らいで、オレを求めてくるネオンピンクの目は、何度見ても気分が良い。
一旦動きを止めて、キスを交わしながら、反り返ってるブラッドのペニスの付け根に触れ、そこから指一本だけを裏筋に滑らせ、カリと先っぽの辺りで軽くくすぐるように動かし、絡ませてたブラッドの舌が動きを止めたのを確認してから、臍のちょっと下を軽く指先でノックする。

「んっ…………ん、ん」

唇を離すと、キスの最中は閉じていたブラッドの目が開く。
潤んだ目が妙な焦らし方をするなと訴えていた。
いつもは表情の変化がわかりにくいブラッドも、セックスとなると、目は口ほどにものを言うって状態になる。
コイツがここまでわかりやすくなるなんて、こんな時くらいだ。

「キー、ス」
「この辺までオレのが届いてるの、わかるよな?」
「…………」

言葉での返事はなかったが、代わりにブラッドの中が軽く締まった。
ゴム越しでも伝わってくる熱さが気持ち良くて、もっとこれを味わっていたい感覚と、突き上げてブラッドを乱したいという欲がせめぎあう。
短い葛藤の末に、もうちょっと焦らすことを決め、深い部分で小さな律動を始めた。

「んっ……く……はっ…………」

自分の中にある衝動からどうにか意識を逸らし、ブラッドが限界を訴えるのを待つ。
中のうねり方からして、多分そんなに遠くない。
オレが衝動に負けるのが先か、ブラッドが限界を訴えるのが先か。
出来れば後者がいい。
勝ち負けの問題じゃねぇのはわかってる。
けど、普段はどうにもブラッドに対して分が悪いことが多いから、ベッドの中でくらいは譲りたくねぇ。
ややあって、ブラッドがオレの肩を掴んで、吐息混じりにねだった。

「キース……欲し、い……」
「あ? 何だって?」

ブラッドが欲しいものが何かなんてとっくにわかってるけど、それを言葉で明確に言わねぇうちはダメだと先を促す。
飲み込ませてたまるかよ。察してなんかやらねぇ。
ブラッドがオレを一瞬睨んだが、直ぐに諦めたらしく、再び言葉が発された。

「…………お前が、欲しい……っ、もっと、強く突い……っ! あっ、うあ!!」
「っ! こう、だろっ!」
「あ、ああっ……そ、こ……ああ!」

ブラッドが言い終わる前に、勢い良く突き上げる。
さっきはわざと避けていた弱い部分を狙って擦っていくと、ブラッドの声に甘さが混じっていく。
肩を掴んでいた手も余裕のなさからか、爪が立てられていた。
ブラッドが本気で感じていることがわかって、こっちのなけなしの余裕もなくなっていく。
こうなると、食い込む爪がもたらす痛みも快感を増幅させるだけだ。
爪で傷になったとこに汗がしみることさえ、興奮を高める。
止めようと思ってもつい動いちまう腰に抵抗することをやめて、衝動のままに動くと、ブラッドが嬉しそうに笑った。
オレにも余裕がないことがわかったからだろう。
普段からこうなら、何考えてるかわかんねぇなんてことねぇんだけど、問題はこんな状態のブラッドを誰にも見せらんねぇってことだ。

「可愛い、な。ブラッド……っ」
「――あ、キー、うあっ、あああーっ!!」

オレしかしらねぇブラッドを堪能しながら、一際強く抱いて、腹と腹の間でブラッドが精を吐き出したのを感じつつ、オレもブラッドの中に出して――。

「…………」
「…………」

何も言わずに、お互いまだ息の乱れてる状態で唇を重ねた。

[Brad's Side]

ウエストの夜は他の地域に比べ賑やかだ。
早朝は比較的静かではあるが、深夜までは街の喧騒が耳に届く。
が、不思議なものでこうしてベッドで熱を交わしている時は、その喧騒はほとんど聞こえてこない。
聞こえるのは律動の都度鳴るローションによる水音、ベッドの軋む音、そして――欲を秘めた互いの呼吸音に声。

「…………っ……ふ、うっ」

普段では考えられないような声をなるべくキースに聞かせたくなくて、必死で飲み込む。
それがキースの興奮を余計に煽るとわかっていても、今はまだ羞恥が上回る。
求められた口付けに応じて、唇を重ね、濡れた唇と舌の感触を味わっていると、不意に俺のペニスにキースが触れた。
指が先端に向けて滑る感覚は強くはないものの、確実な快感をもたらす。
敏感な部分を刺激されて、つい気がそちらに向く。
キースが微かに笑った気配がし、腹を軽く指でつつかれた。
強くはなくとも、確実に体の奥に響く動きがもどかしい。

「んっ…………ん、ん」

唇が離れたところで目を開けると、まだ至近距離にあった顔が想像通りの笑みを浮かべていた。

「キー、ス」
「この辺までオレのが届いてるの、わかるよな?」
「…………」

わからないわけがない。
腹筋を使って軽く腹に力を入れると、キースの笑いが一瞬だけ消えたが、直ぐに再び動き始める。

「んっ……く……はっ…………」

場所は深いが、動きが小さいのと、一番感じる場所を恐らく故意に逸らされているせいで酷く焦れる。
既に十分に慣らされた中には、もっと強い刺激が欲しいという衝動がどんどん強くなってきた。
キースの方もそろそろ激しく動きたいはずだが、俺が先に音を上げるのを待っているのだろう。
……キースの思惑通りになるのは少し癪だが、こちらがもう限界だった。
キースの肩にしがみついて、ヤツが望んでいるだろうことをねだる。

「キース……欲し、い……」
「あ? 何だって?」

欲しいなら具体的に言えとばかりに、キースが聞き返す。
何が欲しいかなど、とっくに知っているだろうに、察してくれるつもりはなさそうだ。
ならばと腹を括って、もう一度告げた。

「…………お前が、欲しい……っ、もっと、強く突い……っ! あっ、うあ!!」

言い終わらないうちにキースが動き、望んでいた場所を突き上げる。
四肢の先まで突き抜けた快感に思わず背が撓った。

「っ! こう、だろっ!」
「あ、ああっ……そ、こ……ああ!」

的確に一番感じる部分を突かれて、視界が一瞬白くなり、抑えきれない声が上がってしまう。
かろうじて達しはしなかったが、もう長くもちそうにない。
先に一人で達してしまいたくないが、キースはどうかと表情をみて――ほっとした。
余裕が失われているのはキースもだ。
快楽を享受しているのが自分一人ではないと安心した途端、射精感が迫り上がってくる。

「可愛い、な。ブラッド……っ」
「――あ、キー、うあっ、あああーっ!!」

キースの囁きが最後の一押しとなり、堪えていたものを吐き出した直後、キースも呻いた。

「…………」
「…………」

息の整わないうちにキースの頬に手を添えると、キースも今度は察してくれて、そのまま唇を重ねた。

 

お題が『カジノ』『『…。』(3点リーダー)』『寿司』だったので、『『…。』(3点リーダー)』を選択して書きました。
お題見た瞬間にエロが浮かんだ結果ですw
(なので、ネタが出来たのは本当に早かったし、ワンライ前日に書き上げてた)
ただ、ワンライだとかける文字数に限界があるので、そうなるとホント最中を切り取ってこんな風になるか、挿入前にぶった切るかみたいな感じになっちゃいますね……。
これはpixivでの纏めに入れてないので、そのうち短いエロがたまったら纏める予定。

 

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