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のざまゆみこ3P<月刊少女野崎くん・のざまゆみこ3P・R-18>

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漫画のネタの為なら何でもやる野崎くん。

まゆみこ前提からののざまゆみこ3Pになります。

初出:2015/09/05

文字数:2749文字 裏話知りたい場合はこちら

 

漫画のネタの為なら、何でもやるってのは言い過ぎかも知れねぇけど、あながち間違いでもないような気はしてる。

漫画の手伝いで野崎のところに出入りして、さらにその弟の真由と付き合うことにもなった今となっては、そんな野崎の行動に驚くことも少なくなっていた。

が、その日、参考資料にしたいからと俺に頼み事をしてきたその内容には、開口一番、声が裏返っちまうくらいには驚いた。

 

「はぁ!? 今、何つったよ、野崎」

「だから。おまえの剥けてないというちんちんを資料にしたいから見せて欲しいと言った」

 

いつもと同じように平然と言い放つ野崎には、他意はないのは分かる。

こいつは変な意味じゃなく、単純に資料としか考えてないんだろう。

が、いくら何でも、はい、そうですかって二つ返事はし難い話だ。

 

「俺も真由も剥けているし、親父も剥けているから、家族で参考に出来るのがいないんだ。今度、BL漫画を描くことになった時の参考も踏まえて、おまえのを一度見せて貰おうと思って」

「や、おまえ、何で俺が、その……剥けてないって知ってんだよ」

 

夏の合宿での風呂場では極力人目に触れないようにしていたはずだし……と、なれば嫌なルートからによる情報だってことになる。

 

「あ、俺が言いました。実琴さんのちんちんは剥けてなくて可愛いんですよって」

「真由うううううう!!」

 

嫌な予感的中。

野崎と並んで座っている真由がしれっと情報元であることを告げる。

好きな相手といえど、一瞬、冗談抜きで殺意が湧いた。

 

「というわけだ。ちゃんと礼はするから、潔く見せてくれないか」

「潔くって、おまえ他人事だと思ってなぁ……で、礼って何だよ?」

 

一応、聞いてやるかと問いかけたら、野崎と真由が顔を見合わせて頷き合った。

……何だろう。妙に胸騒ぎがするのは気のせいだろうか。

 

「せっかく二人いるので、普段と違うことが出来ます」

「ああ。それをやってみた時の反応も資料として欲しいしな」

「実琴さんにも悪いことにはならないと思います」

 

いよいよもって、碌なことにならねぇって予感しかしなかった。

 

***

 

「どうですか? 前と後ろ、両方で強い刺激っていうのは」

「ふっ……あ、も、せめ……て、口離せよ、野崎……っ!」

「断る。思っていたより滑らかなんだな、ここの感触。いや、御子柴の毛が薄めだからか?」

「う……るせっ……!」

 

真由はベッドに腰掛け、俺の背中側から抱くように俺に挿れている一方、野崎はそんな俺たちの足の間に身体を入れ、跪いた姿勢で俺のモノを口に含んでいる。

ざらついた熱い舌の感触は、真由に口でされる時とよく似ていて、兄弟ってそんなパーツも似るものなんだろうかって思考が過ぎる。

流石に最初は変な緊張や羞恥心もあって、中々勃たなかったが、真由と野崎が二人がかりで責めてくるから、結局反応しちまった。

真由が何かと俺の弱い部分を野崎に教えたのも、まずかったんだろう。

勃つ前と勃った後の比較を呟きながら、事細かにメモに残すのは勘弁して欲しかったが、聞いてくれる野崎じゃない。

モザイクも白や黒での隠しも入っていない、ありのままのちんちんを描いたメモが目に入る度に居たたまれなくなる。

 

ーー二人だからこそ、普段味わえないような快感を与えてあげます。まぁ、出来れば実琴さんと二人きりっていうのがいいですけど、相手は兄さんですし。

ーーすまんな、真由。資料にさえ出来れば、おまえ達の間に割って入る気は毛頭ないから安心しろ。

ーーおまえら、俺の意見は最初から聞く気ねぇよな……。さっさと二人で決めやがって。

 

エロゲーとかで知ってはいたけど、まさか自分が3Pなんてものを、真由と野崎を相手にやることになろうとは思っちゃいなかった。

 

「う……あ!!」

 

真由が深く中を抉るように突き上げてきたタイミングで、野崎は俺のちんちんを強めに吸う。

身体を突き抜けていった快感に思わず、悲鳴を上げた。

そんなところで、兄弟の息を合わせないで欲しい。

真由が言った、普段味わえないような快感というのは確かにあるが、いつも漫画の作業をしてる野崎の家で、こんなんやっちまったら、今度また、真由と野崎との三人で部屋にいる時、変に意識しちまいそうだ。

 

「のざ……き、マジ、で離せ……って、出ちま……っ!」

「構わんぞ。そのまま出して。そしたら、味の方も確認出来る。流石に自分のもので味を確認する気にはなれなくてな」

「あ、兄さん。味は体調やその日の食べ物で意外に変わりますよ。味のベースはちゃんとありますけど」

「ほう、そういうものか」

 

野崎の舌の動きがさっきよりも激しくなった。

真由も真由で揺らして刺激してくるから、前と後ろ、両方からの快感が確実に追い上げてくる。

 

「あ、ヤベ、無理、うあ、ああ!!」

「……っ!」

 

堪えきれずに出した瞬間、耳元で真由が呻いたのが聞こえた。

続いて、野崎の喉が鳴る音が響く。

ちらっと野崎を見下ろすと口の端についた精液を指で拭っているところだった、

 

「く……そっ、ホントに飲みやがって」

「味はともかく、喉に絡む感じがちょっとキツいな。しかし、TL漫画を描く際の参考にもなっていい」

「……兄さん。実琴さんに挿れてみますか? 今、結構興奮しているんでしょう?」

「え」

 

まさかの真由の提案に、一瞬頭の中がさっきの快感とは違う意味で白くなる。

 

「いいのか?」

「今なら、俺が出した分で普段より滑りもいいので、兄さんのでも挿れやすいんじゃないかと思いますし。他の人に挿れられている状態の実琴さんを目の前で見てみたくなりました」

 

真由が俺の腹に指を辿らせながら、そんなことを言ってのける。

 

「なるほどな。そういうことなら、遠慮なくさせて貰うか」

「ええ。場所変わりましょう。今度は俺がそっち行きます」

「いや、だから、おまえら俺の意見は……うあ!」

 

真由が俺の中から抜けて、身体が支えを失ってぐらついたところで、立ち上がった野崎に肩を掴まれて支えられる。

野崎の足を椅子のようにして座るような状態になると、さっきまで真由が挿っていた部分に、野崎のモノが当ったのが分かった。

 

「ひっ!?」

 

真由よりも一回り太そうな上に、長さもありそうなモノに、つい引き攣ったような声が出てしまう。

俺の正面に回った真由は、どこか嬉しそうな顔をしながら俺にキスして来た。

 

「偶には悪くないでしょう?」

 

後で、ちゃんと中、俺の形に戻してあげますから、と耳元で囁かれ、乳首に真由の指が触れたところで、野崎が俺の中に挿れてきた。

 

「く……う、あ」

 

さっきよりも少し押し広げられる感覚と、それを真由に間近でみられている混乱で、頭ん中がぐちゃぐちゃだ。

ローションと真由の出した精液が、繋がった部分から派手に音を立てるのを聞きながら、諦めて身体の力を完全に抜いた。

 

 

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