全年全月23日の投稿[3件]
2021年1月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
ブラキス版ワンドロ&ワンライ第7回でのお題から『得意料理』を使って書いた話です。
思い出話もつっこみたかったけど、時間が足りなかった!
クッキングイベのPトークネタが入ってます。
「キース。こちらで受け持っていた食材は一通り切り終わった」
「おー、お疲れさん。じゃ、切ったヤツボウルに入れたら、ちょっと奥のコンロで作ってるヤツの火加減見といてくれ。吹きこぼれそうになったら、差し水で」
「わかった」
今日は一日オフだからと、ブラッドに頼まれて……いや、押し切られてと言うべきだな。久々に夕飯に和食を作っていた。
和食は色々と面倒だから、あんまり作りたくねぇんだが、ブラッドが和食を作って欲しいって言うときは、こっちに打診する時点でレシピと材料、なければ調味料なんかも纏めて持ってきてから言うもんだから、それらを無駄にするのも気が咎めて、結局作る羽目になる。
まぁ、材料費が全部ブラッド持ちな上に、和食の面倒さの一端である食材を切るのも、ブラッドに任せときゃ丁寧にやってくれるから、ヤツも必ず手伝うって条件でたまに作ってやっていた。
アカデミー時代やルーキーの頃なんかはともかく、今は料理する機会が減ってるってこともあって、調味料は期限内にも使い切れるくらいの少なめの量で選ぶし、食材もほぼその時に使い切れるような量にしてるから、かえって店で食うより割高なんじゃねぇかと思うけど、オレの作る料理だから食いたいと言われちまえば、しゃーねーなってなっちまう。
ブラッドに火加減見といて貰ってる間に、こっちでも一品作っていると、ブラッドがふいに話し掛けてきた。
「ウィルに和食は作れないと言ったそうだな」
「ん? あー、そういや言ったかも知れねぇ」
少し前に、俺がレストランを経営してる飲み仲間からの依頼で、最近の経営状況があんまよくねぇからヒーローと協力して店の話題性が欲しいってことで、オスカー、ウィルと一緒にそのレストランの話題作りとして、メニューの考案、そして、初日はヒーローである自分たちの手で料理を作るってことをやった。
その時に、雑談で得意料理を聞かれて、得意料理は意識したことねぇけど、和食はとにかく面倒くさいから作れねぇとは言ったような気がする。
「お前相手にも滅多に作んねぇようなもんは、表向き作れねぇって言っといた方が手っ取り早いからなー。実際、和食の中でも特に面倒そうなもんって作れねぇし」
ブラッドが日本好きってこともあって、話だけならコイツから伝え聞いて知ってるっていうのもあるが、年明けに食うっていうおせち料理だとか、懐石料理だとかは試しに作ってみようっていう気にさえならねぇ。
精々、日常的に一般家庭で食べるだろうっていうメニューならってくらいだ。それでも、ものによっては避けたい。
ブラッドもそこら辺はわかってるらしく、面倒すぎるメニューは持ってこねぇからどうにかなってるけど。
「作ろうと思えば、作れなくもなさそうだがな、お前なら」
「やだよ、面倒くせぇ。手順が特に大変そうなのは、それこそ店に行って食えよ。金はかかるけど席で待ってるだけで出て来る、しかも場合によっちゃ作るより金もかかんねぇんだから、それこそお前が好きな『効率』が良いって話じゃねぇか」
「そうだな。…………だが、お前が表向き他人には作れないと言っている和食を、作れることを知っていて、かつ味も知っているという優越感は効率の話ではどうにもならんものだ」
「……包丁使ってるときにしれっとそういうこと言うのやめろよなー……」
「? 何か問題がある内容だったか?」
「何でもねぇよ」
オレだって、お前だから面倒な和食でもたまに作ってやろうかってなるし、お前相手じゃなきゃいくら材料やら何やら用意されてても最初から作んねぇよと言おうと思ったが、涼しげなブラッドの笑みにとっくに見透かされている気がして口にするのはやめておく。
どうせ、作るなら出来るだけ美味いものを食わせてやろうって思っちまってる時点で、ブラッドに勝てねぇのを自覚しながら、メニュー最後の一品を完成させた。
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#ブラキス #ワンライ
思い出話もつっこみたかったけど、時間が足りなかった!
クッキングイベのPトークネタが入ってます。
「キース。こちらで受け持っていた食材は一通り切り終わった」
「おー、お疲れさん。じゃ、切ったヤツボウルに入れたら、ちょっと奥のコンロで作ってるヤツの火加減見といてくれ。吹きこぼれそうになったら、差し水で」
「わかった」
今日は一日オフだからと、ブラッドに頼まれて……いや、押し切られてと言うべきだな。久々に夕飯に和食を作っていた。
和食は色々と面倒だから、あんまり作りたくねぇんだが、ブラッドが和食を作って欲しいって言うときは、こっちに打診する時点でレシピと材料、なければ調味料なんかも纏めて持ってきてから言うもんだから、それらを無駄にするのも気が咎めて、結局作る羽目になる。
まぁ、材料費が全部ブラッド持ちな上に、和食の面倒さの一端である食材を切るのも、ブラッドに任せときゃ丁寧にやってくれるから、ヤツも必ず手伝うって条件でたまに作ってやっていた。
アカデミー時代やルーキーの頃なんかはともかく、今は料理する機会が減ってるってこともあって、調味料は期限内にも使い切れるくらいの少なめの量で選ぶし、食材もほぼその時に使い切れるような量にしてるから、かえって店で食うより割高なんじゃねぇかと思うけど、オレの作る料理だから食いたいと言われちまえば、しゃーねーなってなっちまう。
ブラッドに火加減見といて貰ってる間に、こっちでも一品作っていると、ブラッドがふいに話し掛けてきた。
「ウィルに和食は作れないと言ったそうだな」
「ん? あー、そういや言ったかも知れねぇ」
少し前に、俺がレストランを経営してる飲み仲間からの依頼で、最近の経営状況があんまよくねぇからヒーローと協力して店の話題性が欲しいってことで、オスカー、ウィルと一緒にそのレストランの話題作りとして、メニューの考案、そして、初日はヒーローである自分たちの手で料理を作るってことをやった。
その時に、雑談で得意料理を聞かれて、得意料理は意識したことねぇけど、和食はとにかく面倒くさいから作れねぇとは言ったような気がする。
「お前相手にも滅多に作んねぇようなもんは、表向き作れねぇって言っといた方が手っ取り早いからなー。実際、和食の中でも特に面倒そうなもんって作れねぇし」
ブラッドが日本好きってこともあって、話だけならコイツから伝え聞いて知ってるっていうのもあるが、年明けに食うっていうおせち料理だとか、懐石料理だとかは試しに作ってみようっていう気にさえならねぇ。
精々、日常的に一般家庭で食べるだろうっていうメニューならってくらいだ。それでも、ものによっては避けたい。
ブラッドもそこら辺はわかってるらしく、面倒すぎるメニューは持ってこねぇからどうにかなってるけど。
「作ろうと思えば、作れなくもなさそうだがな、お前なら」
「やだよ、面倒くせぇ。手順が特に大変そうなのは、それこそ店に行って食えよ。金はかかるけど席で待ってるだけで出て来る、しかも場合によっちゃ作るより金もかかんねぇんだから、それこそお前が好きな『効率』が良いって話じゃねぇか」
「そうだな。…………だが、お前が表向き他人には作れないと言っている和食を、作れることを知っていて、かつ味も知っているという優越感は効率の話ではどうにもならんものだ」
「……包丁使ってるときにしれっとそういうこと言うのやめろよなー……」
「? 何か問題がある内容だったか?」
「何でもねぇよ」
オレだって、お前だから面倒な和食でもたまに作ってやろうかってなるし、お前相手じゃなきゃいくら材料やら何やら用意されてても最初から作んねぇよと言おうと思ったが、涼しげなブラッドの笑みにとっくに見透かされている気がして口にするのはやめておく。
どうせ、作るなら出来るだけ美味いものを食わせてやろうって思っちまってる時点で、ブラッドに勝てねぇのを自覚しながら、メニュー最後の一品を完成させた。
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#ブラキス #ワンライ
2020年12月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
ミラクルトリオで3P。エロいとこはまだ書いてない。
最終的には全ての穴に全ての棒が入る、頭の緩いやつ。
パトロールの最中に見慣れないサブスタンスを回収しようとしたら、その途端に空気が一変したのは覚えている。
ブラッドとディノが顔色を変えてこっちに駆け寄ってきたのも。
が、そこで一旦記憶は途切れ、次に目が覚めた時、いたのは見たことのねぇだだっぴろい場所だった。
大きめのベッドが部屋の中央にでんと置いてあって、部屋の奥にはガラス張りで丸見えのこれまたそこそこ広めのバスルームがある。
その割に壁には全く窓ってもんがない。
ベッドの傍でブラッドとディノが何かの紙切れを前に困惑してた。
「……なんだ、ここ」
「起きたか、キース。これを読め」
「何だよ、一体。……ん? 全員とセックスしないと出られない部屋?」
***
「他に具体的な解決策もないのであれば、書いてあるとおり試すのが一番早い。実際、ヒーロー能力が封じられている状態で他に出来ることもないだろう。黙って突っ立っているよりは試すべきだ」
「試すべきだって……お前、もうちょっと恥じらいとか躊躇いとかねぇの……」
「でも、俺もブラッドの言う通りだと思うよ。ずっとこのままでいるのも埒が開かないしさ」
***
「で、これ誰か二人がやってる時、もう一人ってどうしたらいい。見学?」
「待てよ、見学ってなんだ……」
「……いっそ、三人でするのはどうだ。挿入されながら、もう一人に挿入するというのは出来るんじゃないか」
「想像したら凄ぇシュールな図だけどな。つうか、その挿入されるのとするの同時にするヤツが負担大きいんじゃねぇの」
「それ、三回やればいいんじゃない? そしたら、平等!」
「平等!じゃねぇよ。ドヤ顔で言うな」
Close
#3P #ミラクルトリオ
最終的には全ての穴に全ての棒が入る、頭の緩いやつ。
パトロールの最中に見慣れないサブスタンスを回収しようとしたら、その途端に空気が一変したのは覚えている。
ブラッドとディノが顔色を変えてこっちに駆け寄ってきたのも。
が、そこで一旦記憶は途切れ、次に目が覚めた時、いたのは見たことのねぇだだっぴろい場所だった。
大きめのベッドが部屋の中央にでんと置いてあって、部屋の奥にはガラス張りで丸見えのこれまたそこそこ広めのバスルームがある。
その割に壁には全く窓ってもんがない。
ベッドの傍でブラッドとディノが何かの紙切れを前に困惑してた。
「……なんだ、ここ」
「起きたか、キース。これを読め」
「何だよ、一体。……ん? 全員とセックスしないと出られない部屋?」
***
「他に具体的な解決策もないのであれば、書いてあるとおり試すのが一番早い。実際、ヒーロー能力が封じられている状態で他に出来ることもないだろう。黙って突っ立っているよりは試すべきだ」
「試すべきだって……お前、もうちょっと恥じらいとか躊躇いとかねぇの……」
「でも、俺もブラッドの言う通りだと思うよ。ずっとこのままでいるのも埒が開かないしさ」
***
「で、これ誰か二人がやってる時、もう一人ってどうしたらいい。見学?」
「待てよ、見学ってなんだ……」
「……いっそ、三人でするのはどうだ。挿入されながら、もう一人に挿入するというのは出来るんじゃないか」
「想像したら凄ぇシュールな図だけどな。つうか、その挿入されるのとするの同時にするヤツが負担大きいんじゃねぇの」
「それ、三回やればいいんじゃない? そしたら、平等!」
「平等!じゃねぇよ。ドヤ顔で言うな」
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#3P #ミラクルトリオ
2015年2月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
ホリカシ初期設定メモ
※後から色々変更されたけど、とりあえず初期設定メモをそのまま。
ホリ:裏社会で有名な殺し屋。コードネーム『ウルフファング』。カシマの養い親。
カシマ:ホリの養女。ただし、女だということは、ホリとミヤコしか知らない。コードネーム『プリンス』。
ミヤコ:同じ師匠の元で殺し屋の訓練を受けたホリの姉弟子で同業者。
コードネーム『ラクーン』。カシマに初潮が来た時に彼女のお世話になったことで、カシマが女だと知っている。ミコトという養い子がいる。
ミコト:ミヤコの元で育った情報屋。へたれなので殺し屋は無理だったが、情報収集能力はピカイチ。
カシマがホリに拾われたのと、ほぼ同時期くらいにミヤコに拾われたのもあって、カシマは幼馴染みで親友。(ただし、カシマが女なのは知らない)
ウメ:ミコトのボディーガード兼ミヤコ子飼いの殺し屋。マユの実兄。
マユ:ウメと同じ。ひっそりミコトの恋人でもある。
マエノ:裏社会の人間を専門に診る医者。 基本、腕前はそう悪くないはずだが、時々とんでもない藪っぷりを露呈させる。 なお、ホリはカシマに何かあってもマエノにはかかるなと厳命してるし、近寄らせないw
ケン:裏社会の人間も表社会の人間も分け隔て無く診る腕の良い医者。カシマが怪我した場合は大抵ケンにかかる。
カシマが女なのは気付いているが、何も言わず黙したまま。
あと、眼帯バージョンの若松と結月をペアで動く殺し屋にしようかとか、千代ちゃんをどういうポジションにするかとか考え中。
義理親子大好物過ぎて妄想が滾ります(真顔)
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#堀鹿 #ホリカシ #ネタメモ #パロディ設定
※後から色々変更されたけど、とりあえず初期設定メモをそのまま。
ホリ:裏社会で有名な殺し屋。コードネーム『ウルフファング』。カシマの養い親。
カシマ:ホリの養女。ただし、女だということは、ホリとミヤコしか知らない。コードネーム『プリンス』。
ミヤコ:同じ師匠の元で殺し屋の訓練を受けたホリの姉弟子で同業者。
コードネーム『ラクーン』。カシマに初潮が来た時に彼女のお世話になったことで、カシマが女だと知っている。ミコトという養い子がいる。
ミコト:ミヤコの元で育った情報屋。へたれなので殺し屋は無理だったが、情報収集能力はピカイチ。
カシマがホリに拾われたのと、ほぼ同時期くらいにミヤコに拾われたのもあって、カシマは幼馴染みで親友。(ただし、カシマが女なのは知らない)
ウメ:ミコトのボディーガード兼ミヤコ子飼いの殺し屋。マユの実兄。
マユ:ウメと同じ。ひっそりミコトの恋人でもある。
マエノ:裏社会の人間を専門に診る医者。 基本、腕前はそう悪くないはずだが、時々とんでもない藪っぷりを露呈させる。 なお、ホリはカシマに何かあってもマエノにはかかるなと厳命してるし、近寄らせないw
ケン:裏社会の人間も表社会の人間も分け隔て無く診る腕の良い医者。カシマが怪我した場合は大抵ケンにかかる。
カシマが女なのは気付いているが、何も言わず黙したまま。
あと、眼帯バージョンの若松と結月をペアで動く殺し屋にしようかとか、千代ちゃんをどういうポジションにするかとか考え中。
義理親子大好物過ぎて妄想が滾ります(真顔)
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#堀鹿 #ホリカシ #ネタメモ #パロディ設定