全年全月6日の投稿[3件]
2020年12月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
キスブラ版ワンドロライ第5回でのお題から『眉』『笑顔』『名前』を使って書いた話です。
事後&二回戦前なので、R-15くらい。
逆視点追加バージョンNovel にあります。(R-18に引き上げたのでご注意を)
※pixivにも纏めたら、こことポイピクから削除します。
多分、仕事が忙しくてブラッドが普段よりも疲れ気味だったんだろうとは思った。
あまり顔に出ない方で、長い付き合いでも未だに表情を掴みきれねぇ時があるブラッドが、珍しくそんなオレにもわかるくらいには表情に疲労の色を滲ませていたからだ。
だから、今日はこのままセックスはせずに大人しく寝るだけにしておくかと問いかけたら、疲れマラってヤツだったのか、せっかくオフが重なったタイミングを、無駄にしてたまるかと突っぱねられた。
本人が積極的ならいいかとオレも応じた結果、ブラッドはコトが済んだあと、シャワーも浴びずに撃沈した。
正直かなり珍しい。
少し休んだ後に続けて二回戦するってならともかく、一回終わってそのままシャワーも浴びずに寝落ちるなんてのは滅多にあることじゃない。
眠りも深いのか、普段は睡眠の効率が悪くなると嫌がる腕枕をしても、それに気付かず眠り続けている。
ただ、することして、スッキリはしたのか、寝顔は随分と穏やかなもんだ。
眉も下がって、少し笑っているようにさえ見える。
「…………気分転換になってんだったら、いいけどさ」
オレとしてもこんなブラッドは早々見られねぇから、汗を含んだ髪のにおいや、服に隠れて見えなくなるはずの範囲に着けたキスマークを、ちょっとだけ追加して楽しんでいたら、不意にブラッドが目を覚ました。
「……っと、悪ぃ。起こしちまったか」
「キー……ス。今……何時、だ」
掠れた声でオレを呼ぶ声は、さっきまでの行為の最中に呼んでいた声に近くて、少しだけ鼓動が跳ねる。
「あー……日付変わってちょっとってとこか。お前が寝てからまだそんなに経ってねぇよ。もうちょっとそのまま寝とけ」
「…………ん」
ブラッドの髪を撫でながらそう言うと、ブラッドは柔らかく笑いながらオレの体にすり寄ってきて、腕を絡めた。
ほんのり汗ばんでいる肌が触れ合う感触は心地良い一方で、一度は収まったはずの欲が再び頭をもたげ始めてしまう。
疲れてるブラッドをこのまま寝かせといてやりたいってのは紛れもない本心だが、疲れているからこそ積極的だったさっきのセックスを思い出すと、もう一度したくなるってのも本心だから困る。
とはいえ、さすがに今日はもうダメだろと、なるべく意識を他の事に逸らそうと思ったところで、背に回っていたはずのブラッドの手が前に移動しようとしたから、慌てて手を掴んで止めた。
こんなタイミングでブラッドに触られたら、落ち着くモンも落ち着きやしねぇ。
「いやいやいや、疲れてんだろ、大人しく寝とけ!?」
「疲れているのは否定しない。少し眠くもあるが……それ以上にしたい」
「うわ、待てって、おい、ブラッド!」
ブラッドが体をずらして、腰をすりつけてくる。
臨戦態勢になりつつあるお互いのモノが擦れ合って――余計そこが熱くなったのを自覚した。
なけなしの自制心はあっさりと音を立てて崩れていく。
「キース。……ダメか?」
ダメ押しのように首を傾げながら、上目遣いで名前を呼ばれ、熱っぽい視線と声でねだられて。
なお、断れる男がいるのなら教えて欲しい。
しかも、こんなことを普段してこない相手にされた日には尚更だ。
白旗を挙げる以外に何が出来るっていうのか。
抑えていたブラッドの手を離し、ヤツの腰を撫でるとブラッドの吐息が微かに乱れた。
「…………この状態でお前にそう言われて、オレが断れると思ってんのかよ……」
「すまんな」
「いいけどさ。明日まともに動けなくてもしらねぇからな」
ま、強制的にブラッドを休ませられると思えばいいかと諦めて、勝ち誇ったような笑みを浮かべているブラッドの顔を引き寄せ、キスをした。
Close
#キスブラ #ワンライ
事後&二回戦前なので、R-15くらい。
逆視点追加バージョンNovel にあります。(R-18に引き上げたのでご注意を)
※pixivにも纏めたら、こことポイピクから削除します。
多分、仕事が忙しくてブラッドが普段よりも疲れ気味だったんだろうとは思った。
あまり顔に出ない方で、長い付き合いでも未だに表情を掴みきれねぇ時があるブラッドが、珍しくそんなオレにもわかるくらいには表情に疲労の色を滲ませていたからだ。
だから、今日はこのままセックスはせずに大人しく寝るだけにしておくかと問いかけたら、疲れマラってヤツだったのか、せっかくオフが重なったタイミングを、無駄にしてたまるかと突っぱねられた。
本人が積極的ならいいかとオレも応じた結果、ブラッドはコトが済んだあと、シャワーも浴びずに撃沈した。
正直かなり珍しい。
少し休んだ後に続けて二回戦するってならともかく、一回終わってそのままシャワーも浴びずに寝落ちるなんてのは滅多にあることじゃない。
眠りも深いのか、普段は睡眠の効率が悪くなると嫌がる腕枕をしても、それに気付かず眠り続けている。
ただ、することして、スッキリはしたのか、寝顔は随分と穏やかなもんだ。
眉も下がって、少し笑っているようにさえ見える。
「…………気分転換になってんだったら、いいけどさ」
オレとしてもこんなブラッドは早々見られねぇから、汗を含んだ髪のにおいや、服に隠れて見えなくなるはずの範囲に着けたキスマークを、ちょっとだけ追加して楽しんでいたら、不意にブラッドが目を覚ました。
「……っと、悪ぃ。起こしちまったか」
「キー……ス。今……何時、だ」
掠れた声でオレを呼ぶ声は、さっきまでの行為の最中に呼んでいた声に近くて、少しだけ鼓動が跳ねる。
「あー……日付変わってちょっとってとこか。お前が寝てからまだそんなに経ってねぇよ。もうちょっとそのまま寝とけ」
「…………ん」
ブラッドの髪を撫でながらそう言うと、ブラッドは柔らかく笑いながらオレの体にすり寄ってきて、腕を絡めた。
ほんのり汗ばんでいる肌が触れ合う感触は心地良い一方で、一度は収まったはずの欲が再び頭をもたげ始めてしまう。
疲れてるブラッドをこのまま寝かせといてやりたいってのは紛れもない本心だが、疲れているからこそ積極的だったさっきのセックスを思い出すと、もう一度したくなるってのも本心だから困る。
とはいえ、さすがに今日はもうダメだろと、なるべく意識を他の事に逸らそうと思ったところで、背に回っていたはずのブラッドの手が前に移動しようとしたから、慌てて手を掴んで止めた。
こんなタイミングでブラッドに触られたら、落ち着くモンも落ち着きやしねぇ。
「いやいやいや、疲れてんだろ、大人しく寝とけ!?」
「疲れているのは否定しない。少し眠くもあるが……それ以上にしたい」
「うわ、待てって、おい、ブラッド!」
ブラッドが体をずらして、腰をすりつけてくる。
臨戦態勢になりつつあるお互いのモノが擦れ合って――余計そこが熱くなったのを自覚した。
なけなしの自制心はあっさりと音を立てて崩れていく。
「キース。……ダメか?」
ダメ押しのように首を傾げながら、上目遣いで名前を呼ばれ、熱っぽい視線と声でねだられて。
なお、断れる男がいるのなら教えて欲しい。
しかも、こんなことを普段してこない相手にされた日には尚更だ。
白旗を挙げる以外に何が出来るっていうのか。
抑えていたブラッドの手を離し、ヤツの腰を撫でるとブラッドの吐息が微かに乱れた。
「…………この状態でお前にそう言われて、オレが断れると思ってんのかよ……」
「すまんな」
「いいけどさ。明日まともに動けなくてもしらねぇからな」
ま、強制的にブラッドを休ませられると思えばいいかと諦めて、勝ち誇ったような笑みを浮かべているブラッドの顔を引き寄せ、キスをした。
Close
#キスブラ #ワンライ
2014年10月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
堀鹿未来捏造図
勝手に自分の中で捏造してる堀鹿(メインで書いてる社会人堀鹿)の未来像。
タイトルで想像つくでしょうが、そういうのが苦手な方は回れ右で。
ちなみに、一応、他のキャラも軽く書いては見たけど、この二人に比べてあんまりにも内容が薄っぺらくなったので、とりあえず、堀鹿二人。
【堀先輩】
高校卒業後、県下の国立大建築学部に進学、所属サークルは演劇研究会。
卒業後は建築会社勤務のサラリーマン。
仕事に対して真面目で誠実、かつ有能なので、結構同期内では出世株。
社会人数年(3~5年くらい)の後、鹿島と結婚。
最終的には2男1女のパパ。妻子に対してかなりメロメロ。
特に鹿島に瓜二つの末娘には殊の外甘い。
大学二年時に演劇は趣味としてやっていく方向に決めて、勤務の傍ら、社会人の劇団でしばし演出等やった後、
(ただし、子どもが小さいうちは子どもと過ごす時間優先で、数年ほど離脱してた模様)
子どもたちが手を離れて、時間と金銭に余裕が出来た頃に自分たちの劇団を設立。
小さいけど、まったりのんびり好きな傾向の演目だけやってくような、アットホームな劇団の団長。
余談ながら、長男は演劇に興味を強く持って、そっちの道に進む。
【鹿島】
堀先輩と大学・サークルは同じだけど進学は文学部。ちなみに首席入学。
(先輩にとってはちょっと頑張って入ったレベルの大学だけど、鹿島にとっては余裕のあったレベルの大学)
卒業後は相変わらず女性人気は高いものの、ごく普通に会社員。
結婚について等は堀先輩に同じ。
(なお、子どもは男の子&年子で生まれた双子の男女。男の子二人は割と先輩に似てる傾向があるのが嬉しい模様)
※ちょっと微妙に変更。
長男:外見鹿島似、中身堀先輩似(足フェチDNAばっちりw)。
双子:男の子は堀先輩似、女の子は鹿島似(not王子様路線)
やっぱり勤務の傍ら、堀先輩と同じ社会人の劇団で演じるけど、子ども出来たのをきっかけに長期離脱。
堀先輩と一緒に劇団設立した際に久々に復活。
年を重ねても発揮される存在感に、ちょっと業界から注目されかけるも、
「私、この劇団と夫の演出以外で演じる気ないんで」
とさくっとスルー。
Close
#堀鹿 #ネタメモ
勝手に自分の中で捏造してる堀鹿(メインで書いてる社会人堀鹿)の未来像。
タイトルで想像つくでしょうが、そういうのが苦手な方は回れ右で。
ちなみに、一応、他のキャラも軽く書いては見たけど、この二人に比べてあんまりにも内容が薄っぺらくなったので、とりあえず、堀鹿二人。
【堀先輩】
高校卒業後、県下の国立大建築学部に進学、所属サークルは演劇研究会。
卒業後は建築会社勤務のサラリーマン。
仕事に対して真面目で誠実、かつ有能なので、結構同期内では出世株。
社会人数年(3~5年くらい)の後、鹿島と結婚。
最終的には2男1女のパパ。妻子に対してかなりメロメロ。
特に鹿島に瓜二つの末娘には殊の外甘い。
大学二年時に演劇は趣味としてやっていく方向に決めて、勤務の傍ら、社会人の劇団でしばし演出等やった後、
(ただし、子どもが小さいうちは子どもと過ごす時間優先で、数年ほど離脱してた模様)
子どもたちが手を離れて、時間と金銭に余裕が出来た頃に自分たちの劇団を設立。
小さいけど、まったりのんびり好きな傾向の演目だけやってくような、アットホームな劇団の団長。
余談ながら、長男は演劇に興味を強く持って、そっちの道に進む。
【鹿島】
堀先輩と大学・サークルは同じだけど進学は文学部。ちなみに首席入学。
(先輩にとってはちょっと頑張って入ったレベルの大学だけど、鹿島にとっては余裕のあったレベルの大学)
卒業後は相変わらず女性人気は高いものの、ごく普通に会社員。
結婚について等は堀先輩に同じ。
(なお、子どもは男の子&年子で生まれた双子の男女。男の子二人は割と先輩に似てる傾向があるのが嬉しい模様)
※ちょっと微妙に変更。
長男:外見鹿島似、中身堀先輩似(足フェチDNAばっちりw)。
双子:男の子は堀先輩似、女の子は鹿島似(not王子様路線)
やっぱり勤務の傍ら、堀先輩と同じ社会人の劇団で演じるけど、子ども出来たのをきっかけに長期離脱。
堀先輩と一緒に劇団設立した際に久々に復活。
年を重ねても発揮される存在感に、ちょっと業界から注目されかけるも、
「私、この劇団と夫の演出以外で演じる気ないんで」
とさくっとスルー。
Close
#堀鹿 #ネタメモ
月刊少女野崎くん没ネタ・その1(拍手から)堀+野崎
以前(2014年秋頃)サイトの拍手に置いていた分。
『男心と女心の、』 のちょっとした後日談的なネタです。
全体のリズムが悪くなりそうだったので削りましたが、おまけにつけようかどうしようかを当初考えてたネタ。
あくまで創作脳な野崎くんと堀先輩のやりとり。
ほぼ、会話文のみですがここでリサイクルw
なお、導入がほぼ同じだけど、CPが野堀だった場合はこれ。
「野崎。おまえの家のシュレッダー、CDやDVDも裁断出来たよな? 処分したいから、悪いがちょっと貸してくれ。裁断したゴミは持ち帰る」
(隠してた分のAV&ついでに普通(?)のAVどっさり持ち込み)
↑て何枚あったんだw
「はぁ、まぁ構いませんが……。あ、これ制服モノですね。処分ついでに資料用に頂けませんか」
「資料にすんな。俺使ってんだぞ。大体、制服モノの制服なんて、あくまで制服っぽいものであって、制服じゃねぇだろ、アレ」
「いや、しかし、こうスカートのはためき方とか、参考になりそうかと。あと、ふとした時のハプニング的な体勢とか」
「おまえのマンガ、清純派じゃなかったのかよ。……頼むから、普通に処分させろ」
Close
#没ネタ #堀+野崎
以前(2014年秋頃)サイトの拍手に置いていた分。
『男心と女心の、』 のちょっとした後日談的なネタです。
全体のリズムが悪くなりそうだったので削りましたが、おまけにつけようかどうしようかを当初考えてたネタ。
あくまで創作脳な野崎くんと堀先輩のやりとり。
ほぼ、会話文のみですがここでリサイクルw
なお、導入がほぼ同じだけど、CPが野堀だった場合はこれ。
「野崎。おまえの家のシュレッダー、CDやDVDも裁断出来たよな? 処分したいから、悪いがちょっと貸してくれ。裁断したゴミは持ち帰る」
(隠してた分のAV&ついでに普通(?)のAVどっさり持ち込み)
↑て何枚あったんだw
「はぁ、まぁ構いませんが……。あ、これ制服モノですね。処分ついでに資料用に頂けませんか」
「資料にすんな。俺使ってんだぞ。大体、制服モノの制服なんて、あくまで制服っぽいものであって、制服じゃねぇだろ、アレ」
「いや、しかし、こうスカートのはためき方とか、参考になりそうかと。あと、ふとした時のハプニング的な体勢とか」
「おまえのマンガ、清純派じゃなかったのかよ。……頼むから、普通に処分させろ」
Close
#没ネタ #堀+野崎